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カーリング混合複ミックスダブルスMD〜松村千秋編

カーリングのミックスダブルス(MD)について、メモる。記憶違いなどもあると思う。

松村千秋(まつむら・ちあき)
愛称:ちあき、千秋さん、チャッキー
1992年10月25日長野県軽井沢町出身
2011年中部電力加入
父母、兄弟もカーリング選手。兄の松村雄太(TM軽井沢)はコンサドーレ所属時に男子4人制日本代表スキップ。21年のミックスダブルス世界選手権日本代表。

▼4人制(チーム)
・日本カーリング選手権優勝5回(2012年〜14年、17年、20年)。
日本選手権優勝時のポジションは12年フィフス、13年リード、14年セカンド、17年スキップ、20年サード。
・五輪トライアル
・2014年ソチへの挑戦
 市川美余、藤澤五月を擁し2011年から日本のトップを走り続けた中部電力の期待の新戦力として加入。2014年のソチ五輪代表が有力視しされていたが2013年の(五輪へと続く)PACC代表決定戦で北海道銀行(チーム小笠原)に敗れる。
・2018年平昌への挑戦
 ソチ五輪翌月の日本選手権で優勝したものの目標にしていたソチを逃した中部電力は急激に低迷した。2013-14年季終わりの市川の引退、2015年に藤澤が移籍後、松村千秋は新しい中部電力の中心選手として奮闘。平昌五輪は16年、17年の日本選手権優勝チームで代表を争う規定(連覇なら代表内定、違うチームが優勝なら決定戦開催)で、16年優勝のLS北見(ロコ・ソラーレ)が同年の世界選手権でも銀メダルを獲得し絶対視されていたが17年日本選手権優勝をもぎ取った。この大会の決勝、藤澤vs松村のスーパーショットの応酬は語り草となっている。9月の平昌五輪日本代表決定戦は1勝3敗で敗れソチに続く2度目の五輪チャレンジは終わった。
 2023年ミックスダブルス世界選手権前のインタビューで、2018年の平昌五輪は大会会場の韓国・江陵で観戦をしていたと明かす。

▼ミックスダブルス
 2018年3月の日本選手権に強化委員会追加推薦で清水芳郎選手と組み出場。LS北見がメダル獲得直後で大会は大フィーバーとなったが、平昌五輪男女代表が組んだ藤澤・山口、吉田知・清水徹、吉田夕・両角友がプレーしていない時間帯には観客も取材陣もまばらで、フジヤマペアと同じA組に入りグループ2位となったがDSCでプレーオフ進出を逃した。
 日本選手権には2020年に谷田康真と組み強化委員会枠で出場。大会は2月25日から3月1日の日程だったが、新型コロナウイルス拡大防止対策で北海道独自の緊急事態宣言が出されるなど誰も経験することのない事態を迎えた。この大会で優勝し、世界選手権代表となったが、世界選手権も中止となる。
 北京五輪の出場チームが決まる2021年の世界選手権に向け代表選考も兼ねた日本選手権は2位。前年優勝チームとしての出場だったが決勝でロコ・ソラーレの吉田夕梨花と兄雄太が組んだ「ゆりた」ペアに敗れた。
 北京五輪を目指すミックスダブルスの日本代表は日本選手権の20年優勝チーム、21年優勝チーム、世界ランキング国内最高位チームの3チームで決定戦を行なった。2020年日本選手権優勝チームとして、ゆりたペア、それに竹田直将、智子の竹田・竹田組と激戦を演じ、代表を掴み取った。
 北京五輪のミックスダブルス出場枠は21年の世界選手権でほぼ決まり、世界最終予選で滑り込むには全勝が求められる状況だったが日本は2勝5敗。松村にとっては4人制に続く3度目の五輪挑戦も届かなかった。
 そして、北京五輪が終わったあと2022年世界選手権。今回の世界選手権チャレンジで知られることとなるが6勝3敗とプレーオフ進出目前まで行く。ダブルス専念を決意するきっかけともなった。

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