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アミノ酸 熟成発酵 特殊肥料

製 造 工 程
 微生物の働きを利用した発酵(発酵法)で生産された味噌、ぶどう
 からワインが作られるように、ほとんどが”アミノ酸”です。

 微生物たちの主食は「糖」です。
 "アミノ酸"は、サトウキビなどに含まれる「糖」から作られます。

 "アミノ酸"を取り出した残りの発酵液は、価値を高めて肥料でまいたり
 乾燥させて家畜のエサに混ぜるなど有効利用ができる。

●原料は「植物由来のアミノ酸」
味噌や醤油などは、大豆や麦などを麹菌によって発酵させたもの、ビールや日本酒などは、お米や麦のアルコール発酵で、含まれているたんぱく質は発酵の過程でアミノ酸に分解されています。

植物由来の原料を使用した発酵法が中心につくられています。

●発酵は、自然界のシステム微生物が、有機物を原料にさまざまな生体成分に変換していく仕組みを利用してアミノ酸をつくる方法です。

発酵法では、微生物を培養する培地に糖蜜などの原料を入れ、微生物の増殖とともにアミノ酸を生産させます。

重要な役割を担うのが微生物の中に存在する酵素です。

酵素とは、生体内で起こる化学反応を触媒するたんぱく質で、物質を分解、合成したりするために必要不可欠なものです。

発酵のプロセスには、10〜30種類ほどの酵素の連続反応が関与し、この反応の結果さまざまなアミノ酸がつくられます。

●微生物のメカニズムアミノ酸生産の潜在能力の高い微生物を探し出すことが重要です。

自然の土の中1グラムには約1億個の微生物が存在しています。

その中から有用な微生物を探し出します。


発酵法に適した微生物が見つけると、その能力を高めること、すなわち微生物がもっている能力を最大限に活かすための改良が必要になります。

生産されるアミノ酸の量は、酵素の量と質によって決まります。

アミノ酸の生成に関与する酵素を旺盛に繁殖させれば、生産されるアミノ酸量も増え、逆に少なければそのアミノ酸量は減少します。

微生物が、代謝経路を持ってアミノ酸を大量につくるためには、必要な酵素の働きを高め、ある種の酵素の働きを落とす。

これを可能にするために、いろいろな技術/手法や働ける環境作り/状態管理を使って菌株を改良するわけです。

発酵を行うタンクに、米/麦やさとうきび、とうもろこし、キャッサバなどを原料に糖蜜や糖を入れて、攪拌する条件や空気の供給、温度やpHなどが最適となるように条件を設定します。
この培養液から、目的とするアミノ酸だけを純粋に取り出します。

●製 法
アミノ酸の製造方法には、発酵法に、酵素法、抽出法、合成法があります。

リズム3

■特 徴
・低温や日照不足でも作物に効率よく吸収する糖蜜アミノ酸特殊肥料です。
・窒素0.01% - 加里1%の副産複合肥料です。
・アンモニア態チッソと有機態チッソを含み長く効きます。
・有機酸のキレート作用により、不溶化したリン酸やミネラル成分を可溶化させ、作物に吸収されやすくします。
・リン酸過剰土壌では、蓄積されたリン酸を有効に利用できます。
・土壌潅水や葉面散布で、有用微生物の繁殖を促し活力を活性。
・アンモニア態チッソと有機態チッソ(アミノ酸)を含み、早効で肥効率を向上します。
・作物に効率よく吸収され、低温時においては特に優れた効果を発揮。
・食味、糖度、色、艶を良くし、滋味豊かで日持ちのする作物を育てます。
・糖蜜原料のため甘い匂いがします。

■対象作物(全作物)
・露地、ハウス野菜、米、麦、果樹、花卉、茶、芝、飼料作物等

■潅水使用量(10a当り標準使用量)露地栽培 … 液肥と混用1回/5kg~
 (味・色・鮮度の促進)
溶液栽培 … 液肥と混用(及び単品)1回/2kg~
 (樹勢の向上・色・味・糖度の向上)
花卉類(土耕)… 液肥と混用(及び単品)1回/5kg~
 (花色・日持ちの向上)
花卉類(鉢物)… 液肥と混用1回/2kg~
茶… 液肥と混用(及び単品)1回/5kg~
 (味・品質向上・増収)
水稲… 液肥と混用(及び単品)1回/5kg~
 (食味の向上)
芝… 液肥と混用(及び単品)1回/5kg~
 (色・根の健全)

■肥 大 力 K の 葉 面 吸 収 力
・肥大力のKは、吸収力がある葉面散布で行う。

・葉面散布で吸収のメカニズムとして、一般的にはクチクラにより疎水性(水をはじく)を示し表面からの吸収は難しいのですが、独自の界面活性処理(発酵過程で生産される天然界面活性技術)の効果によって特定部位へ付着させ、表皮細胞へ到達することができる。

・物質は溶解してもイオンの関係上、水溶液中でも偏在していますが、独自の界面活性技術(酵素の効果)で、物質の最小化、均一化が可能になり、吸収されやすくなっている。

・到達した表皮細胞にあるチャンネルを刺激することにより、細胞内へ浸透することができる。
・細胞内へ浸透した物質は再構築され、養分となって植物全体へ転流。

■葉 面 散 布 使 用 料(10a当り標準使用量)
葉面散布、通常の場合(1000倍率の7日毎が目安)
葉物野菜類 : 1000~2000倍~ 
果樹類 : 1000倍~ 
お茶/米 : 800倍~

花芽誘導 : 500倍~硝酸態窒素低減処理 
軟弱体質改善 : 500倍~
 (カルシウム混用の場合1000倍に希釈)
樹勢回復 : 1500倍~(尿素1000倍混用)

※標準使用量は、設備環境 / 生育状況 / 天候などを含め
土壌の性質・施肥計画により、適宜に少量多回数で増減して下さい。

■成 分
保証成分量(%)
窒素全量 : 0.4
内アンモニア性窒素 : 1
加里全量 : 1.1
炭 素 率 : 19.4
原 料(国内調達):サトウキビ→廃糖蜜 米酢
登録番号 : 福岡県 第5130号
肥料の種類 : 特殊肥料
肥料の名称 : リズム3
原 産 国 : 日本
製造業者 : エポックジャパン有限責任事業組合
※有機JAS適合資材ではありません。

【 分 析 結 果 】
(100g中の数値、検出限界1mg/100g) (特 徴)《C/N比の高い順番で記載》
ロイシン     537mg :成長促進に重要で、着色をよくする
イソロイシン   376mg : 成長促進に重要で、渋みに関わる
バリン      447mg : 細胞(毛根等)の分化能力/成長ホルモンを助成する
プロリン     432mg :優勢花に必須、着果をよくし、甘味を作る窒素
             源として有効
メチオニン    118mg :施光性/光活性など、メチル基の移動反応に重
             要、果実の熟成に効果大、毛(細)根の発生を促す
グルタミン酸  1224mg:アミノ酸/糖タンパク質の合成を助け、耐菌性や
              耐寒性を強める
スレオニン      225mg :糖タンパク質活性成分と成長促進
アスパラギン酸    530mg :カリウムの吸収を助け、必須アミノ酸の合成
フェニルアラニン 378mg :光活性/葉/根の成長に有効成分
アラニン 376mg     :糖タンパク質生成源で旨みをます
セリ         505mg :グリシンと内部転換、メチル基転移を助け、
                 根毛の伸長促進
リジン      297mg :植物の成長に必須、アミノ酸の生産基材
チロシン       35mg :植物の色/光沢をよくする
グリシン        243mg :静菌作用、糖と反応,酸化防止作用効果とアミノ
               基生成基材、耐霜/耐寒力を作る
アルギニン    458mg :葉/根の活性化機能を有し、光活性/CO2補足
ヒスチジン    115mg :金属イオンと錯塩を形成し、生物の成長を補助
シスチン     100mg :タンパク質を作るのに重要な働きをする

■内 容 量
 ※1袋/個=200g / 500g / 1kg / 2kg / 5kg / 10kg

■使 用 上 の 注 意
● 飲料不可。飲まないでください。
● 原液が目に入った場合は、流水で洗い流してください。
● 希釈した液は、その日のうちに使い切ってください。
● 微生物等によりガスが発生する場合があります。
 (開封の際はご注意ください)
● 成分結晶(オリ)が発生することがあります。
 (希釈時によく攪拌してからお使いください)
● 開封後は、温度差が無い冷暗所で保管してください。

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