アバター2見たよー
Twitterに書くのも変だしyoutubeで喋るのもおかしい、
そんな話題をnoteに書ける。ちょうどいいね。
結論。アバターは脚本家を変えるべき。
"エイワ"や"キリ"そして"ナヴィ"やその他の生き物全ては、
竹のような宿根植物みたいな物で、FF7のライフストリームみたいなもの(エイワ)がある星の話。
なのに。
帝国主義的欧米の攻撃的な交渉手段が終始繰り広げられる。
対立構造としてはもののけ姫のようなもの、
しかし中身はどちらもムキムキマッチョマン。
勝手にしてーって感じ。
アバター2はそんな作家に恵まれなかった主人公家族が、
家族を守るためにみんなで人殺しをするお話し。
特に奥さんはもう完全に人間。
主人公はナレーション役。
エイワに繋がれるキキちゃんも、エイワぱわーを駆使して敵を殺します。
一番小さい息子以外のすべての家族が敵を殺しました。
アバターに求める物語は、暴力的な勢力を非暴力的勢力が勝ち負けでなく循環するお話。なのでアバター2は根本から間違ったストーリーを作っています。アバター1の時点ではまだ確定しきらなかった方向性が、2と繋がることで確実になりました。これを3でひっくり返すこともできるはずですが、作り手がそのような作品を作るとは思えない内容がアバター2でした。
二項対立を作り、どちらかを正義とし、悪を滅ぼす。
そういうお話はもう作らないで欲しい。
せめてヘーゲルの段階までは来て欲しい。
せめて成長や神のもとで話し合いをしてアウフヘーベンしてほしい。
キキちゃんがエイワぱわーで敵をやっつけちゃったのでもう監督を信頼していないのですが、そのエイワ本体は常に何も加担してこなかったので、それだけはほんとよかった。唯一の望みはクオリッチ大佐。彼が真の主人公になってくれたら、もしかしたらあの帝国主義的暴力の二項対立をアウフヘーベンできるのかもしれない。クオリッチ大佐が自己犠牲して息子が非暴力をして、人のままでエイワの中に溶け込めたら?
とにかくアバター2は3時間もかけて何をしてんのって感じでした。
5まであるらしいのだけど、たぶん全部なんの思想もない二次創作と脚本進行のためだけのキャラクターと暴力が続いていくのでしょう。いいのです。大切なことは、現実社会で行いましょう。草の根的個人でありましょう。良き市民でありましょう。誰にも操作されず、他人の負債を幻想として消滅させましょう。成長でなく協調を。すべきことは常に自分の中に。I see you.
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?