手につかないこと

なんも手につかん。そう言う時のこと。

聳り立つプラモタワーからあっちを引っ張り出し、こっちを引っ張り出しとしているがてんで手につかない。完成するビジョンどころかビニールを開けるビジョンすら思いつかないのだ。

しかしプラモは作りたい。だが何を作りたい・・・?目新しいキットが欲しいわけでもない、(予約したキットは発売日延期だ。damnit!!!)眠らせてるキットを起こすわけでもない、何がピンと来るかはさっぱりわからないのだ。

ごろごろ転がりながら引き出しの中を整理しているとコロンと現れるものがあった。

ファレホの塗料瓶。

ファレホとはスペイン生まれの水性アクリルカラーだ。発色のキレイさと水性の使いやすさ、ラインナップの多さに定評があるナイスなやつ。ほぼ水みたいな塗料で嫌な匂いも全然しない。乾燥も早くて塗膜も丈夫!せっかちのアミーゴにもバッチリ!・・・というやつ。アミーゴ以外どっかで聞いたことあるな。

ともかくこのファレホ君が引き出しの奥から現れた。そうしたらもう塗りたくて塗りたくて仕方がない。せっかく出てきたファレホで塗りたい。そう思ってできたのがこちら

発色はすごくキレイ。ちょっと塗り重ねる必要はあるけども筆むらも出にくい濃度?だと思う。これに使ったファレホエアーはエアブラシで吹くのに適した濃度になってるお利口さん。他にもファレホモデルカラーやゲームカラー、メカカラーやゲームエアーとかとかある。まぁエアブラシで吹くのに適したっていうけど筆で塗っちゃダメなんてことはない。

濃度はエアーというだけあってサラッとしてる。水性なので水で洗うのも楽。これをサラサラと塗りつけていくだけで徐々にキレイに発色してくれる。ちょっとしっかり筆作業がしたいなと思った時には良い具合の作業量を与えてくれるので今の自分にはぴったりだった。

なんどか塗り重ねてあげると良い感じに赤くなってくれた。これは良く熟している。美味しそう。塗膜もちょっと何か触れたくらいでは剥がれない。ナイスだ。
しかしここでひとつ思い出した。ファレホは乾燥してから塗料の硬化の時間が必要だとか。真偽はどうあれ硬化してもらう為にも少し時間を置いて様子を見ようと思う。

今日はここまで。またね。

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