面倒なことはコスパがいい
先日、特定非営利活動法人サポートひろがりの山田由美子さんのnoteを読みました。(※記事は有料マガジン内のもの)
この記事を読んでいる中でふと、「面倒なことはコスパがいい」という言葉が思い出されたので、それについて今日は書きたいと思います。
もともとは堀江貴文さん(ホリエモン)の動画に出ていた前田裕二さんの言葉
「どうしてこの言葉が山田さんのnote読んで出てきたんだっけなあ・・・?どこでこの言葉見たんだっけなあ・・・?」と頭をかきながら思い出していたら、もともとは堀江貴文さんのYouTube番組に出ていた前田裕二さんの言葉でした。
(※だいたい5分50秒くらいのところから出てきます)
もとは、この動画のテーマは視聴者が投げてきた相談に、堀江さんやゲストの方が答えているものの中で、前田さんが仰っていたものでした。
(※詳細は動画を御覧ください。15分くらいの短いものなので楽に見れるはず。とても大切なTIPSが他にもたくさん入っています。)
山田さんは自分のミッションのために「面倒なこと」を積み重ねてきた
話を山田さんのnoteに戻します。
最初に引用したnoteで、山田さんは支援者支援という自分のミッションのために、インターネットツールをたくさん使っては試し失敗し etc...、のエピソードをご紹介くださっていました。
正直、とても驚きました。
生まれた頃からインターネットが存在していて、紙とペンを使うようにITを使っていた自分には想像もできないような苦労もきっとたくさんあったと思います。きっと山田さんのトライのプロセスは、(当時の)世間一般からすると誰もやりたがらない「面倒なこと」だったのかもしれないです。
でも、山田さんはきっと、その「面倒なこと」を積み重ねるプロセスを同時に楽しんでいたようにも思えました。きっと「面倒なこと」を積み重ねるのも、習慣になって楽になった部分もあるのでしょう。
面倒なことは競争相手が少ないし、自分と周りの人をを長きに渡って支えてくれるし、新しい世界に導いてくれる
上述の動画で前田さんが仰っていた、
面倒なことは誰もやらない(≒競争相手が少ない)
↓
ROI(投資利益率)が高い≒コスパがいい
というのも山田さんのnoteとリンクした部分です。
ただ、それ以上に、最初にやっておいた「面倒なこと」の積み重ねが、長い期間に渡って山田さんや山田さんの周りの人たちの活動の支えにもなっている印象もあったから、「コスパがいい」と感じました。
新しいインターネットツールを試すことが、山田さんの助けになり、山田さんの周りの人の助けになっている。そして山田さんは次の誰かを助けることができるようにもなっている。助けられた誰かは「居場所」や「役割」を得ることになり、新しい世界を得ることができている。
そんな素敵な連鎖を生み出せているように、外野からは見えました。
「面倒なこと」がしんどさからも引っ張り出してくれる
自分も、最近は「面倒なこと」をやり直し始めています。
と言っても、山田さんと全く同じことではありません。
大真面目に毎日知らない音楽を聞いてみたり、「困った」を解決するための考え方を勉強し直したり、メモのとり方をもう一回覚え直したり、ユニクロ・GUで洋服の着こなしを勉強したり、コミュニケーションを学んだりetc... 誰もが生きていく上で自然にやっていたこと、当たり前にできていたことをを自分はできていなかったから、そんなことを地味に学びなおしています。
正直、かなり面倒だし、だるい。トライの中で「なんでみんな自然にできるんだろう・・・?」って落ち込むことだってたくさんあります。
でも、そんなことを大真面目に取り組んでいたら、だんだんしんどさが減ってきて、トライ自体も楽しくなってきたし、覚えたことを使って、次の世界を手繰り寄せるような感覚も覚えることができて面白くもなってきました。
病で「しんどいよう・・・」「辛いよう・・・」となって動けなかった時期がとても長かったからこそ、「面倒なこと」をやって頭を悩ませることができる今の時間が嬉しくもあります。その時間は「しんどい」なんて思いもあまり感じなくてすむ。
(もちろん、「面倒なこと」をやるためには体力も、元気も必要だから、それがない人は休むほうが大事です。)
ばかみたいだけれど、10代の男の子みたいだけど、今の自分にとってはこれが「面倒なこと」です。でも、それが素直におもしろいと、今は思える。きっと山田さんみたいにそれがいつか自分を支えてくれそうな予感もする。
「面倒なこと」は、人によっては、有料でnoteを一つ買ってみることかもしれないし、新しい料理のレシピを覚えることかもしれないし、ものを片付けることを学ぶことかもしれないし、翌日の支度をできるようになることかもしれないし、様々でしょう。
あなたにとっての「面倒なこと」は、なんですか?