吹き荒れる「嵐」の中で自分がやったこと
昨日から今日にかけて、神奈川県は非常に不安定な天気で荒天、まさしく嵐の状態が続いていました。台風12号の影響です。
雨が降り、警報が何度も鳴り響き、あまり外出しようにもできない状況。昨日今日はほぼ家にひきこもっていました。
警戒の例↓
天候的な"嵐"は確かに台風12号ですが、身体や心理的な面でも最近"嵐"の中にありました。
・ここ2週間くらい熱中症と思われる症状で体を崩して、療養しながらの生活。かなり復活しつつあるとはいえ、酷暑は続くので油断はできません。
・やまゆり園の事件から2年が経ち、今週は報道がたくさん出ていました。障害者の1人として、心穏やかではない気持ちでいました。
・某議員さんの「生産性がない」発言。Twitterもかなり怒りで吹き荒れていましたが、自分も「生産性がない」と思われているのではないか、と不安にもなりました。
天気という意味でも、身体という意味でも、心理という意味でも、「嵐」が吹き荒れていて、なかなかに辛い時期が続いていたのも事実。そんな中での引きこもり日でした。
「こんな状況下で何ができるだろう?」
結局やったのは「休むこと」と「整えること」の2つでした。
◯休むこと
酷暑はまだまだ続きます。就職活動もまだまだ続きます。そんな中で万全なコンディションでないまま再突撃すると、必ずまたバテると思いました。なので、ひたすらにただ休む。心も体も休める。それに専念。
・自分でちゃんとした朝ごはん作ったり、外食したりして栄養をしっかり補給
・不吉な情報は完全にシャットダウン
・楽しいドラマやアニメを見る
そんなありきたりなことをしていました。
◯整えること
ひどい夏に突入して、日常生活もかなりぐちゃぐちゃになっていました。
・メール
・ソーシャルで流れてくる情報
・とっちらかった部屋
・パソコンのファイル
・Todoリスト
・洗っていない食器の山
・捨てれていなかったゴミ
あげればキリがないくらい、ぐちゃぐちゃになったものはたくさんありました。この引きこもり日を活用して、少しずつ、ひとつひとつ整理をしていきました。
・いらないメールは全部削除
・ソーシャルでフォローする人は半分に
・心がざわつくキーワードは容赦なくミュート
・パソコンのファイルはきちんとクラウドにアップ
・パソコンのデスクトップには何も置かない
・部屋のいらないものは容赦なくゴミ箱へ
・今すぐは使わないけど、あとから使うもの、読む本はminikuraに預ける
・食器はグレずにひとつひとつ洗う
・ものはきちんと収納箱にしまう
・Evernoteは全部あるべきノートブックにしまう
・汚れはちゃんと拭く
などなど、特別はことはせず、ただただ基本に忠実な整理整頓、断捨離です。
やってみると、ただ単純にタイムラインや部屋、キッチンやパソコンがきれいになっただけではない効果がありました。
・今まで抱えていた余計なものがわかるようになった
・大切じゃない情報を取ろうとしなくなった
・今の自分にとっているものといらないものがわかるようになった
・ものごとやデータのしまうべき場所を考えるようになった
・「もっと」を追求するより、「減らすこと」を考えられるようになった
・単純にきれいにしたら気持ちよかった
といった恩恵はありました。結果、なんだか気持ちも軽やかになった気がします。
PCと筆記用具、いつもの薬以外に特に何もなくなった机↓
クローゼットの中も「ぐちゃ」っと突っ込むだけじゃなくて、ちゃんと箱にしまいました。(下は文具と書類ファイルを入れた場所)
天気は「嵐」が吹き荒れる。世間も「嵐」が吹き荒れる。そうして心と身体にも「嵐」がやってきて、乱れる。
そんな中で、がむしゃらに戦うより、ひたすらに粛々と日常を送ること。そのために、身の回りを整えること。それが今の自分にできることでした。
外の「嵐」が過ぎ去った時に、再び舞い上がることができるように、今はこれが手一杯かな。