新卒2年目の僕が仕事を辞める話 #最終回
こんばんは。
退職が決定し、せっかくだからこの一連の話残しておきたいと思い
書き始めてから5本目となり、最終回です。
<ここまでの記事一覧以下の4つです>
新卒2年目の僕が仕事を辞める話 【はじめに】
新卒2年目の僕が仕事を辞める話 【自己紹介】
新卒2年目の僕が仕事を辞める話 【どんな仕事なのか】
新卒2年目の僕が仕事を辞める話 【なぜ辞めるのか】
「辞めます」とマネージャに伝えたところまで、前回の#4で書きました。
その続きです。
辞めます、と伝えましたが、どちらかと言うと相談ベースでの話でした。
僕の上司ですが、まだ20代後半で、バリバリのキャリアを持ってはります。
辞意を伝えた時の、一言目は「うん」でした。
驚いた表情はありましたが、
そのまま淡々と僕の話を聞いてくださりました。
僕も、包み隠さず腹の底から全てを話しました。
始業前の朝イチに話をしました。
昨年、東京にいたときは公私共にとてもお世話になった方なので
恩返ししたいという思いが強かっただけに、とても心が痛かったです。
仕事を辞める時って、しかも新卒でまだ年が浅い人に対して、
辞める⇄辞めるな頑張れのラリーが発生するものだと思ってました。
一通り僕の話を聞いてくださった後、上司は、ご自身の過去のことを話し、今の僕に対する思いを話してくださいました。
その話の一番は、「自分のカラダのことをもっと大切にしなさい」ということでした。
辞めるにあたって、60のクライアントを抱えてるとはいえ、替えがきくことなんて重々承知でしたが、
・社内の他の方の迷惑になると言う点
・この中途半端なタイミングでの担当変更でクライアントに迷惑をかけてしまう
この2点が自分の中でとても引っかかってました。
そのことももちろん上司に話をしました。
上司は、退職を”後押し”というわけではありませんが、
そんなことよりももっと考えること・大切にしなければならないことがあるだろう、と。
この言葉で、一気に気持ちが楽になり、気持ちは辞める、で落ち着きました。
上司も引き止めはせずに、そこからとんとん拍子で部長に話を通してくださり、業務状況を踏まえた最終出社日の決定まで至りました。
人事には引き止めらました。ですが、上司との話の内容や、それを踏まえて気持ちが固かいことをしっかり伝え、納得いただき無事に円満(?)退社することができました。
退職が決定してから、話が(そこからか)広まった時に、
思っていたよりもかなり多くの方から連絡をいただきました。
社内の人にはとてもよくしていただいていたので
改めてほんとにいい人たちに恵まれていたなと感じることができました。
わずか1年半ではありましたが、東京/名古屋/大阪/福岡の各拠点の方々や、
自分の担当していたエリアのクライアントの方々。
多くの繋がりができ、決して退職することで切れてしまうような細い糸ではないと思ってます。
初めての社会人生活、初めての一人暮らし、初めてのリモートワークなど、この1年半は自分のキャリアにおいて、今後忘れることのない濃い時間でした。
今回の決断は、これまでの僕の人生で1番と言っても過言ではないほどの決断でした。
これが正解か否かは、数年後にきっとわかることかと思いますが、
後悔にだけはならないよう、今後進んでいきたいと思います。
10月より、声をかけていただいた地元のところに就職する予定なので、今から約3週間、しっかり休養し完全回復と、第2の社会人人生に向けて、色々と蓄えていきたいと思います。
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