せんぷうき
暑い日が続く。
風呂上がりに扇風機のふわーっとした風が肌を撫でてゆく。とても心地良い。
これは最上の贅沢だなぁと思う。
今年の暑さは容赦ない。
外回りから帰ったら事務所の冷房の設定を目いっぱい下げたくなる気持ちも解らなくもないが、少し落ち着け。
そして、少し落ち着いたら自らの身体に訊け「まだそんなに暑いか」。
あまりの暑さにさらされていたために感覚器がおかしくなっちまうのは仕方ない。
でも今はどうだ?もうそこまで暑くはないよね。
もう少し冷房の設定温度上げてもいいんじゃない?
風呂上がりの熱い身体に扇風機のささやかな風が心地良いように、この少しの差が良いんだよ。
この少しの差に 幸せが凝縮されているんだと思うよ。