見出し画像

街なかリノベーション実践セミナー2024【DAY3】


街なかリノベーションDAY3が開催されました!

2024年10月27日
今回のテーマは
〜現場を見に行こう!
「リノベーションの実践と地域への波及効果〜

ということで、
今までのまちリノ受講生の活動地域に足を運び、
実際活動してみてどうか、など「生の声を聞く1日」となりました!

【DAY3】<タイムラップ>

9:00   鹿児島市出発 みなと大通り公園付近出発 移動
9:15  momoyori 
https://maps.app.goo.gl/Ap6xXxybzJ8FPmry7
10:25 移動
10:40 otonari
https://maps.app.goo.gl/uqUztoHEPEQkgQ8X6
             HANANINGEN KAGOSHIMA GARDEN
https://maps.app.goo.gl/1YCLkkvYUe7Knh3P7
12:10 移動
12:30 よりどりにて昼休憩
13:20 よりどり
https://maps.app.goo.gl/YLFA8GE9ZeAvGBdd8
14:20  移動
14:40 内薗ビル
https://maps.app.goo.gl/cNZy7jnvaWiU8SaKA
15:40  移動
15:55 めいざんち
https://maps.app.goo.gl/ve9ZfBcQUCn2VUYFA
17:10すぎ 解散

momoyori(ももより)

城山地区にある「momoyori」
ご夫婦で迎えてくださいました!
お店付きの事務所という位置付けで、行政事業の企画などをメインにしてらっしゃるオーナーの小林さん。
テーマは「山小屋」で半年以上かけて、色んな人に手伝ってもらったこと。
「自分が動かないと誰も動かない」
と色んな場所に足を運んでらっしゃる小林さん。
周囲の建物や、周辺土地のオーナーさんとの興味深い話、、、など
他にもかかった金額や大切にしていることなど、仕事に繋がる話ができたり、拠点はクッション材になるなど体験談をお聞きする事ができました!

「お散歩のついでに来てください」
駐車場はない一見辺鄙な場所でも、また行きたくなる暖かな空間、空気感が印象的でした。

otonari(おとなり)

オーナー坂口さんのotonariへ

「地域の課題→街の活性化」を掲げたことや「食を通じて」をキーワードにしていた5年前のプレゼンのお話しなどをお聞きしました。
シェアキッチンの提供や、バザーを開催しての移動式ベンチは公園に置けない!?など体験談をお聞きしました!
シェアキッチンを単発やスポットで利用できることで「始める前にはじめるお店」としてやりたい気持ちを実践できる場があることや、バザーを開催することで地域の人が、そういった始める人を応援する場になることに繋がれば、やりたい気持ちがビジネスとして実ってくれたら、と坂口さんのお話を伺って、地域の方、始めたい方の背中を押す場所になっているんだなと感じました。

 HANANINGEN KAGOSHIMA GARDEN(お花屋さんと撮影スタジオ)

お花屋さんとスタジオが一緒になったHANANINGEN KAGOSHIMA GARDENさんは、なんと12月に物件が決まり2月~4月の約3ヶ月ほどで何も無い状態からはじめて完成させたそう!
バケツ入れる穴などもみんなでつくったそうです。
カウンターも手作りして、初期コストを抑えたりと様々な工夫をしてらっしゃいました!
事業内容は「スタジオと花屋」
お花はプロリスト、作品、写真、メイク、ヘアセット、撮影、現像、お渡しまで。全部お一人でされているとのこと!

「お花は在庫抱えるとロスが出る」
物価高騰による花の価格の上昇もあり、お墓参りのお花も造花が増えていて閉まるお花屋さん増えている。
その脅威を完全予約制にすることにより、ロスをなくしていること。
「HANANINGEN (はなにんげん)」は全体の売上の数割。
その他は、生花依頼(法人)やブリザードフラワー等(個人)
普段から、企業・法人の顧客を増やすために自分から営業に行き、新しく出来るホテルへの、リサーチや繋がり・集まり・会などに参加して自分の強み、印象づけをして、経営についてのお話をお聞きできました。

よりどり

「せごだん」というチームで
西郷団地の認知活動をしており、拠点としてできた私設公民館「よりどり」では、「志賀さん」が迎えてくださいました!

高校生がBBQをしたいと利用したり、子ども服のバザーを行ったりと、
私設公民館としての地元の方利用事例をお聞きできました。
本業の設計事務所との相乗効果として、よりどりが志賀設計事務所のブランディングになることや隣レストランの子ども食堂をお手伝いをしたりと、いろんなところで広報活動をされていること、また「地域をパブリックに広げていく」振る舞いコーヒーをされている事など、地域の方々が寄れる工夫をされていました。
他にも、町内会との距離感の難しさや収支モデルはまだできていないことなど課題点もお話くださいました!

内薗ビル

鴨池電停から徒歩3分ほどの鴨池地区にある内薗ビル。
周辺に新しいマンションが増えてきたとオーナーの今林さん。
コミュニティ大工サポーターじゅんこさん(本業 ヨガ講師)お二人が
コーヒーやシフォンケーキを準備して迎えてくださいました。

オーナーさんの温かさが伝わってきました

築40年、ひび割れなども出てくる等、問題点をどう解決していくかを含めて話をお聞きできました。
改修後の部屋は、コンクリートなのに暖かい空気感を感じました。

家賃設定に悩むことや改修にお金かかるけれど、
同家賃なら新築マンションいくかもしれない現状など、家賃設定が難しい。事など色々なオーナー視点の気持ちを知る現場でした。
改修するか壊すか、ここにお金をかける価値はあるのか?など古ビルのオーナーは大変。孤独。という葛藤もお聞きできました。
その中でも、部屋の使い方を優先で考えていたり、入居者さんが協力的なのは、オーナーの心配り、気遣いでありきだと、メンターの脇黒丸さんからのコメントもありました。

めいざんち

メンター加藤さんが手がける施工場所の一つ「めいざんち」
この「めいざんち」の代表である元南日本新聞記者のゆきのさんが
自宅兼コミュニティーの場としている「場」
ゆきのさんは不在でしたが、メンターの加藤さんが案内してくださいました。
名山の物件で、古い物件ということもあり、元々別の建物が一つになっていたりとなんとも不思議な構造でした。
色々な方を巻き込みながら完成した様子や、元新聞記者ゆきのさんならではの記録の様子!
「めいざんち」は
・自宅
・名山の案内所
・博物館
とコンテンツが詰まっており、様々な想いが込められて作られていました!

最後に

・momoyori 
・otonari
・よりどり
・内薗ビル
の4名はシンポジウムでもお話してくださいました!
(シンポジウム記事はこちらから↓)
https://note.com/kisyabaree/n/n6b03cba957e7
丸一日かけたフィールドワーク!
皆さんワクワクしながら実践者の皆さんのお話を聞いていました!
解散後も話が止まらない方もみられました。
次回は12月!
メンターの山内さんによる、みんなが気になるお金の話!

次回も楽しみです!


writer:井料明歩

いいなと思ったら応援しよう!