街なかリノベーション実践セミナー【DAY3】国分中央編
10月14日(土)
DAY3は、まちづくり実践の『場』を視察。
地域の特性を捉えた空き店舗等の活用や
リノベーションを通したまちづくりを、
すでに実践して「まちづくり」に取組む『場』を、
街リノ参加者が現場を見て、実践者と会話ができる
DAY3の後半の部の最後の視察!!
【視察3 霧島市国分中央】
国分中央の「まちづくり」は民間連携のまちづくり
ここで、メンターの須部さんから視察のポイントアドバイス
『ひとつの価値観からの繋がり』というキーワードから
⚫️周りの関係性からフォローし合う時代になっているので、
関係性づくりの視点を意識して視察
⚫️有休不動産の活用を意識して視察
到着したのが、国分中央の「街なか」
現在、霧島市と民間が共同して、公共空間の活用について話し合い、
様々な課題を挙げ、「何ができるのか?」など出し合い
実際に社会実験の「場」を実践している。
1.TRIAL PARK(トライアルパーク)
約1,200平方メートルの人工芝を張り、シンボリックなスターシェードやストリートファニチャーを設置し、来訪者の滞在空間の向上を目指した公共空間の社会的実験は、令和5年10月13日(金曜日)~10月22日(日曜日)の10日間実施されました。
今後も、社会的実験はになりました。
TRIAL PARK(トライアルパーク)の人工芝生や空間づくりには、
メンターの加藤さんも全力で参加されたそうです!
空港が近い国分中央の空からは、飛行機のエンジン音が聞こえてくる。
比較的車が多い道路が、すぐ横を通っているエリアに出現した空間には、
様々な人が立ち寄り、今までより長い滞在時間を過ごしている空間になっていました。
国分中央を案内してくださったのは、
一般社団法人Re Awesome City【以降RAC(ラック)と記載】の
松本さん、宮之原さん、酒井さんです。
RAC(ラック)の皆さんは、今までの活動について説明していただき、活動のある場所へいくつか案内をしてくださいました。
2.サウナヲツクル
3.ポケットパーク
『地方の若者は知らず知らず都会に憧れ、 出てしまう。
どんなに地方が移住定住を促進しても 子育て支援が充実しても、
若者にとってまちに“魅力”がなければ、 そこで育った若者の流出は
止まらない。
これからのまちを担うのは若者。
未来の若者に選ばれるまちにするために・・・』
(霧島リノベーションまちづくり戦略会議2020資料より引用)
と当時の想いがあった宮之原さん。
コツコツとこれまでの実績を実現してきたことは、
当時の想いの軸が芯となり定まっていたからこそなのだろうと想像できる。
4.Tooriniwa(トオリニワ)
4.1tree coffee(ワンツリーコーヒー)
松本さんが経営されている「1tree coffee国分中央店」
以前、この周辺は、人は通るのに街を通る人が気軽に立ち寄る「場」が少なかった街の中心部であった。
「1tree coffee」の「場」という「モノ」の存在で、
通りゆく人が休憩できる「コト」や
学生たちがコミュニケーションをとる「コト」に繋がっている景色がそこにはあった。
さらには、学生から信号を待つ大人に「こんにちは」と挨拶をする場面もみられた。
「魅力のあるヒト(想いのあるヒト)」と「魅力のあるモノ(場)」がつながると「魅力ある素敵なコト」につながっている。
そんな「つながり」の連鎖をデザインしているような「まちづくり」を想像できる現場でした。
Q:行政との関わりの中で1番大事な事は?
という参加者からの質問に
A:『誰とビジネスをやるのか?』を大事にしている。
自分がワクワクする人と関わることを大事にしている。
と松本さん。
ここで、メンターの須部さんのアドバイスポイントに繋がる
参加者の皆さんは、この1日で実りのあるインプットが盛りだくさんだったからか、帰りのバスで、
「実践している皆さんがイキイキしていた」
「街を歩いて、周りをよく見てみることが大事だと感じた」
など、たくさん感じ取り、学びを得たコメントばかりでした。
コーディネーターの市村さん
メンターの加藤さん、脇黒丸さん、須部さんも
1日中、ありがとうございました。
RAC(ラック)の皆さん、ありがとうございました!!
DAY4は収支計画。
鹿児島銀行の山内さんから、収支計画表の作成・資金計画についてのお話。
事業するにあたり、気になる「お金」の話。
お金のプロから資金計画について学べるDAY4となりそうです。
writer代打:harmin
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