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「身近な5人の平均が自分」

この言葉との出会い

 僕は理系のある分野・専攻の研究室に所属しながら、

 日々研究・勉学に取り組んでいます。

 でも、その研究分野に対して思うことがあります。

 それは、その対象物(水の次に人々に影響を及ぼすほどのもの)が

 あまりにも世の中・社会の人々に重要性が認知されていないこと、

 そのモノを作る人、使用・利用している人の間で分断が生じていることに

 とても違和感があります。

 人々への多大なる影響を及ぼすものに対して、

 何故これほどまでに分野内での分断がされているのか。

 その違和感を無くすために、学生の立場から

 何かできないものかと、起業若しくはイノベーションを

 起こしたいと思いました。

 その際の新たな気づきを得ようと手に取ったある一冊、

北野唯我著 「分断を生むエジソン」。

 この本の中で、ジム・ローンさんの名言である

「あなたの周りの5人の平均が、あなた」

 という言葉に出会いました。

現在の自分を当てはめてみる

 明らかに自分自身が影響を受けている人物は、

 5人以上いると思います。

 それもそのはずですが、悩みながらピックアップしてみると、

 5人に共通しているのは、

「バグレベルの行動力がある」ということでした。

 しかも全員、大学院に来てから出会いました。

 僕自身は、元々学部時代まで行動力があったわけでもなく、

 行動するときは、いつも誰かと一緒でした。

 でも大学院生になって、分野に対しての違和感や

 研究に対しての疑問点などが増してから、

 アカデミアでは学べない、よりリアルな回答を求めるという点で

 自ら行動するようになっていました。

 バグレベルで行動する方々と比較すると、

 足元に及ぶことはありませんが、

 昔の自分と比較すると、自ら行動することという点については、

 少しでも成長したのではないかなと思います。

 それは周りの5人をはじめとした刺激的な方々と接触する中で、

行動することの大切さを身に染みて感じたからだと思います。

 行動力の大切さを感じたと、簡単に書いたものの、

 これはオンラインでは絶対に感じ得ないことだと思います。

 このご時世だからこそ、オフラインの重要性というものを

 より深く感じれました。

 まだまだ周りの方々と比較すると、

「行動力」という点に対して劣る部分がありますが、

 ここで止まらず、頑張りたいと思います。

逆に自分という存在は、周りへどのような影響を与えられているのか

 影響を受けている5人以上の方々について考えてみたものの、

 逆に自分は他人にプラスの影響を与えられているのか。

 これは考えても仕方ないことではあるものの、

 様々な人と接触していると、他人へギブ精神があるかないかが重要なのだと思います。

 そう考えると、僕自身が他人になにかできたか、

 全く頭の中に浮かばないのが現状です。

 それは行動力が、行動だけで止まっているのかもしれません。

 止まらずに、そこからの活性化も意識しなければ、

 それはただの行動力=多動性とも考えられてしまいます。

 その面でも、僕はまだまだ成長できていないのかもしれません。

 周りから影響を受けて、成長させて頂けているだけでなく、

 自分自身と関わってくれた方々の少しの成長に繋がるように、

 これからは行動の先の活性化を意識して、

 日々精進していきたいと考えさせてくれた言葉でした。




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