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好きなことで生きています・その4・絵を仕事にする!家族の反応

「大好きなイラストを描く仕事をしたい!」

そんな夢をご家族に話したことはございませんか?
その時のご家族の反応はいかがでしたでしょうか。
わたくしの場合は───というのが今回のお話でございます。

前回は、クリエイターズ・アカデミーの受講に際して、必要な道具のお話をいたしましたね。
今回は、「好きを仕事にする」ことに対しての家族の反応を綴ってみたいと思います。

絵を仕事にする・家族の反対

小さい頃は、好きなことを仕事にできると無邪気に信じていたように思います。

「大きくなったら、なにになりたい?」

そう大人たちに聞かれて、思いつくまま答える幼い頃のわたくし。

「ケーキが毎日食べられるから、ケーキ屋さん!」
「歌が好きだから、歌手!」
「あっちこっち行けるから、バスガイドさん!」
「絵が好きだから、漫画家さん!」

その場で思いついたことを自由に返していたものですが、どれもその時その時,大好きだったものばかりでございました。

しかし、大きくなるにつれて、現実はそう簡単ではないことに気付かされます。
中高生ともなれば、進路の話が現実的になり、ふわふわ夢物語のような仕事に就きたいとは言えなくなってまいりました。

一度、家族に「漫画家になりたい」という希望を伝えたことがございました。
好きな絵で雑誌に載り、人気作品を次々と連載する自分を妄想していたものです。
しかし、頭が花畑のわたくしに、家族は現実を突きつけてきたのでございます。

「なれるわけがない。あんな絵を描く仕事で、実際に生活できるのは一握りだ。厳しくつらい道をお前が歩けるわけがない」

と一蹴され、夢見た漫画家生活はしおしおしお~としぼんでしまいました。
当時、右も左もわからない田舎娘が上京して奮起するという未来が、そこまでして頑張るという決意が、わたくしにはなかったのでございます。
家族もそこをしっかりとわかっていたのでしょう。

実際、就職して金銭的に上京できるほどの余裕ができたときも、わたくしは漫画作品を投稿したりというアクションも起こさなかったので、その程度の夢だったというわけでございます。

あの頃はインターネットという便利なツールもなく、漫画家養成のスクールも少なかったと記憶しております。
一緒に絵を描いていた友達も、漫画家やイラストレーターになるといった前例がなく、「好きを仕事にする」というのは土台無理だと思い込んでおりました。

そう、身近にそういう成功例がないと、自分には到底できないと思い込んでしまうものなのですね。
周囲もそんな不確実な仕事に就くより、安定した仕事で生活してほしいという想いがございますから、反対するのも当然と言えましょう。

絵を仕事にする・家族の応援

あれから数十年。
まさかまさかの「絵を仕事にする」仕事にできるというチャンスが目の前に現れたのでございます。
もういい大人ですから、家族に反対されようとなにを言われようと、自分の決断は揺るぎない状況です。
それを踏まえて、さて、家族には伝えるべきか否か───。

アカデミーの受講生には、家族に相談する派と家族には内緒にする派があるようです。
家族に相談する派は、家事を手伝ってもらったり、資金面でも応援を得られやすいので、安心して受講に没頭できそうでございます。

家族には内緒にする派は、やっぱり「絵を仕事にする」なんて怪しい、だまされてると疑われることが予想されるのではないでしょうか。
つまり、反対されるだろうから言えない、と。
自分だけ好きなことを仕事にして楽しむという罪悪感みたいなものもあるのかもしれません。

アカデミーのハク学長は、どちらでも良いとおっしゃっていたような記憶がありますが、家族には内緒にする派でも、仕事としてうまく軌道に乗ったらカミングアウトするという受講生もいらっしゃいました。
家族間でトラブルがなければ、どちらでも良いのではないかと思います。

それで、わたくしの場合ですが、家族にはあらかじめ話しておくことにいたしました。
上記のように、自分の決断は揺るぎないことと、うまく話したら賛成してくれるのではないかという期待を込めたのでございます。

最初は、「怪しい、そんな話はある?」と懐疑的な態度だった家族ですが、熱意を込めて説明を重ねると、最終的に賛成してもらえたのでございます。
そして、動画ができあがるたびに「ここがこうだった」「前のより良くなってる」などと感想までいただけるように───。
感無量でございます!

時代は移りゆくもの。
だいぶん変わったのだなぁと実感しております。
昔はできなかったことが、ここ最近は急速に変化して、できることが増えてきたように感じますし、これからももっともっと「好きを仕事にできる」という好例が増えていくことと思います。

今は情報がたくさん手に入る時代でございます。
その分、昔のように情報のないところから「えい!」と勢いよく飛び込むより、情報を集めて吟味を重ね、迷いに迷って結局飛び込むのをためらうこともあるかもしれません。
情報が多すぎて、却って迷ってしまうパターンでございますね。

やって後悔するより、やらないで後悔するほうが後味が悪うございます。
「やっておけば今頃は───」と、ずっと引きずる未来をあなたは望みますか?
わたくしは、1ヶ月迷いましたが、思い切って飛び込んでよかったと、当時の自分の決断に盛大な拍手を贈ります。

よくぞ「好きを仕事に」を決めたね! やるじゃん!───と。

わたくしの記事が、あなたの背中を少しでも押せたら、こんなにうれしいことはございません。
どうぞ、悔いのないようにワクワクする気持ちを大切になさってくださいませ。

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その5に続きます。


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吉祥院 櫻子
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