情報を減らすとストレスが減る
断捨離は情報減らし
いつも書いている記事をお休みして、今日はとめどないことをちょっぴり書いてみます。
数年前、『断捨離』という言葉を知ってから、使わないものや気に入っていないものを手放してまいりました。
日々を暮らしていくと、身体の細胞が新陳代謝で入れ替わっていくように、身の回りのものも交代していきますね。
物を処分しながら、ふと長寿番付なるものを思いついて、この中で一番長く使っているものを探してみると───。
1位はアルバム。
スキャンしてデジタル化すれば、ずいぶんとスッキリするものとは思いつつ、どどーんと押し入れに鎮座しております。
2位はハンカチ。
新社会人となった時にたくさんいただいて、そのまま現役選手。汚れたり、破れたりしたら交換をと思っておりますが、なかなかにしぶと……いえ、頑張ってくれております。
最近ではティッシュ代わりに活躍しているので、そろそろ交換時期になるかもしれません。
3位は、それダメなやつじゃん?!と言われそうなので、内緒でございます。打ち直ししようと思いつつ、ずるずると延期になっておりますねぇ。
それ以外は、そこそこ新しいものばかりなので、断捨離するようなものはあまりないと思います。
断捨離のなにが良いといいますと、目に見える情報がガクンと減ることに尽きます。
視覚情報は膨大なデータ量ですので、無意識にでも目に入ったものは、脳のデータ処理に圧迫をかけます。
これは要るもの、要らないものの選別はもちろん、要らないものばかりが目に入ると、イライラが増すのはわたくしだけではございませんでしょう。
人は基本的に綺麗好きという本質があると聞いたことがございますが、なるほど衛生環境が整っている環境こそ生存率が上がるので、そういうDNAを持つご先祖様が生き残って、わたくしたちに連綿と命のリレーがつながっているのでございますね。
床に物を置いてあるだけで、いちいち避けて通らないといけないのもストレスですし、つまづいて転んでしまうかも、という危険性も考えると、床はすっきりなにもない状態が好ましいと感じております。
不要品は邪気を発している?
要らないものがあると「なぜ使わない?せっかく物としてこの世に誕生したのに」と邪気を発するという説も、なるほど、と頷いております。
物は使ってこそ物の存在価値があるものでございますね。
我が家では、ためておいて良いものは、コレクション(眺める楽しみがある)とストック品(非常時用や必ず消耗するもの)のみと決めておりますので、収納場所も余裕でスペースが残るようになりました。
「物を捨てるのはもったいない。まだ使えるんだから」
という家族には辟易しますが、
「物を使わないことこそもったいない。物は使ってこそなんだから」
と言いたいものです。
相互理解とは、難しいものですねぇ。
不要品から発する邪気は、やる気や意欲、動こうとする気力をじわじわ奪い取っていくものですので、この年末、大掃除しながらちゃっちゃと処分してまいりましょう!
余談ですが、わたくしのまわりには必要なのだけれど、そこまで気に入っているものというものは少ない……と最近感じるようになりました。
とりあえず、これでいいかな~という間に合わせで買い求めてきた結果だと思います。
これからは、胸がときめくものをまわりに置いて、心も豊かなスローライフを実現していきたいと思うのでございました。
この記事を見つけて読んでいただき、ありがとうございました。