みんな大好き、オオスズメバチ。
養蜂場は、早めに近い場所のオオスズメバチの巣を駆除したくらいで、大雀の来訪が少ないなと思っている養蜂場長です。
オオスズメバチのことを知ってみませんか?
別の養蜂場の方とか、農家の方も、少なかったなと言っていました。
ノンスリーブ内田はオオスズメの巣は多かったけど、巣が小さいのが多いと言っています。今年は餌も多かったから、来なかったんじゃね?と。暑さの影響でしょうか。
パーカーの上からオオスズメバチが刺していましたが、幸い厚みがあると肌には届きません。
大きい巣があって、すぐ通りを挟んで反対に民家の門があり、よく刺されないものだと、そっちのほうが関心してしまいました。
3mm厚みがあると肌には届きにくく、ダウンジャケットの上からなら肌に届かないことでしょう。
オオスズメバチは寒くなっても、しぶとく生きている昆虫です。
普段は、草むらとか森なんかでバッタやコオロギなんか捕まえて食べて暮らしています。意外と夏は平和で、生活動線に巣がなければ気にならない昆虫です。
駆除でたまにある、匂いの強いトラップを作って庭に置き、逆に数が集まって収集がつかなくなる方。
一匹であれば、何かにとまった時に網で捕まえ、ピンセットで摘んで鼠取りに貼り付け、見えやすい場所に置いておけば、たまたまそこに来たオオスズメバチはそれに興味を持って、どんどんこ張りつきます。
こっちがオススメと思っています。
普段餌を探して飛んでいる一匹なら、変なちょっかいを出さなければ餌で無いものに興味を示し難いと思っています。
ただし、巣の近くをうっかり歩くのはNG。
一匹見たら100匹みたいな、ゴキブリとは少し違うなと思います。そもそも餌にしか興味はなく、人間は餌ではありません。ちょっかい出す等、興味を持たれなければ大丈夫と思っています。
餌の少ない時期、ここで起きるトラブルはひどい。
餌が少なくなると、他のスズメバチの巣やミツバチの巣を襲いに来ます。
家の軒下にコガタやキイロの巣がある場合、生活動線上になくても、10月の時期あたりオオスズメが襲撃に来ると、結構やばい状況になります。
襲う方も、襲われる方も大興奮していますから、半径20メートル以内に寄れば刺されも仕方なしです。
スズメバチは冬になれば確実に死ぬます。女王だけ単体で越冬しますが、巣は空になります。
幼虫、蛹、ワーカー、雄蜂、女王蜂
大きの違いが分かりますね。秋の時期は来年の女王が越冬する前提で大量に生まれます。この時、後尾をして越冬をするので大量の雄蜂が生まれます。通常運転とは違う巣のモードです。
幼虫は蜂の子として食べることも。甘露煮。
幼虫の中心に見える黒い部分を、お尻側からピンセットを入れて抜き取らないと美味しく食べられません(^-^)
養蜂場長のモットーは、むしよりうし です。
昆虫食もあってキロ数万円で引き取られることもあります。
味はミツバチの方が餌が花粉とハチミツだけだから美味いと、ノースリーブ内田は言っています。味というよりも、オオスズメバチという種類による希少感でしょうか。
サナギは白サナギ。黒くなると黒サナギ。蜂の子としては、幼虫よりも蛹。好きな方は黒蛹です。
蜂の子の食感は、柔らかグミと一緒です。クニュクニュっとしていて、変な味はしません。甘露煮です。バッタより食べやすいと思います。
成虫の食べ方。
成虫も食べることがあります。焼酎に漬けたり。ある方は唐揚げにして上にトッピングしたいという相談もありましたが…。
唐揚げにする時は、針を抜いて油で揚げましょう。
昆虫食的には成虫は大人気です。
オオスズメバチも、ミツバチも刺すのはメス。
足に紐をつけてオスで遊ぶ分には危険はありません。見た目はスズメバチなのでインパクトは絶大です。
イベントにもってこい、オオスズメバチオスに紐をつけて飛ばせておく。
自分は、触覚の違いで見分けます。オスは触覚が太い。太い眉毛みたいに見えます。長いんですが、これは生きているときは見分けにくく、明らかに太いの方がパッとみて捕まえるときには良いと思っています。
ちなみに、養蜂場長はスズメバチが大嫌いです。
オオスズメバチも女王は逃げの一手。攻撃はそうしてくるイメージはありません。攻撃するのはワーカーです。
といっても絶対刺さない訳ではないので注意。女王は自分が死ぬと巣が死ぬ感覚があるのか、さほど攻撃的ではなくすぐ逃げようとします。
巣は土の中。
土に穴をあけて出入りをしますが、この穴に最初網を掛けておくと。最初に攻撃に出ようとした蜂を捕まえられます。
うまくすると、ここで敵戦力の80%を削ぐことができます。
先鋒部隊をあらかた捕まえたら、穴を掘る。巣を掘る。
という感じで生け取りできます。
サナギの多い場所を割って持って帰ってきました。まゆがかかっている場所はサナギが入っていて、少し黄色い頭の幼虫が見えております。
大きめの巣であれば、幼虫と蛹で10キロくらい収穫できます。成虫は1キロとか割と重量としては少なめになります。
みどり産業は生け取り大好きなので、捕まえて食べられます。
大事なことですので、2回。養蜂場長のモットーは、むしよりうしです
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