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あなたの商品って、誰が買うの?

方向性ついでに、もうひとつ。
想像しておきたいのは誰が買うの?です。


老若男女問わずは止めましょう。

集中と選択、海外では当たり前のこの手法です。
昔っから、外資企業はここが明確でした。
日本は割とオールターゲットが好き。

以前、フォルクスのCMで受賞をした有名なもの。
子どもがダースベイダーに扮装して、
フォースの力でリヤのスライドドアを開くというもの。
それはまるで魔法のようでしょと言っていました。

日本では、両側電動スライドドア、Bピラーが無くて後部座席の乗り降りがしやすく、安全装備も充実していて、かつお値段お手頃。

海外と日本では事情(主にはチャンネル数)も違うこともありますが、海外は一点突破主義、日本は盛りだくさん主義です。

僕は一点突破主義が大好きです。
あれもこれも言われると、あれもこれも記憶に残らない。
だったら、たったひとつでも覚えて欲しいと願います。

集中と選択の海外と、
オールの日本の違いは明確です。



売るべき相手を絞り込むと、クリエイティブのピントがシャープになる。
本コラムで考えた場合、売るためのセールストークがシャープになる。
万人うけは、誰にもうけない。よく有りすぎる話です。

性別、年齢。
どんな家に住んでいる。
どんな思想を持っている。
モラルや秩序を重んじる。
普段はどんな服装をする。
どんな場所に良く行く。
家族構成は。

ペルソナと業界では言いますが、
売る人のキャラを決めておくと便利なことはたったのひとつ!
複数人で作業に当たる際、
外注に頼む際、成果物の良し悪しの判断基準が明確になる。

判断基準を誰でも持てるという状態は、
属人化を防ぐための、最良の手段である。ということです。

自分の理想とするお客様像を、ファッション誌の切り抜きで集めたり、芸能人のキャラを利用したり、アニメのキャラ、漫画のキャラと利用できうる素材を集めて、こんな人が買うんだよっていうのを考えましょう。

人がはっきりすると、この言葉が好きそうだねとか、この絵が好きだよねとか、こういうの興味持つよねとか、話が膨らみます。
売り方のアイデアがすごく広がります。


買う人の人物像を、はっきりと描いておくのはとても大事。


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