初デート②
俺たちは喫茶店に向かい、
程良い場所で店内に入った。
生い立ちや学生時代の話などで
お互いを探り合い、
共に歌うのが好きなのがわかったので、
喫茶店を出てカラオケに向かう事になった。
カラオケ屋に着いて、
早速俺が歌いだす。
理絵:『ほんま、めっちゃ上手やん♪』
嵐士:『そうかぁ~、ありがとう♪』
水商売で培ったモノが、
こういう時に威力を発揮する‥‥‥‥
嵐士:『ほら、理絵ちゃんも歌入れや。』
俺と理絵は交互に歌を歌う。
嵐士:『理絵ちゃんもなかなかやるやん♪』
調子の良い言葉を
理絵に投げ掛ける‥‥‥‥
すると、
理絵:『嵐士くん、○○の
「I LOVE YOU」歌える?』
と、理絵から歌の
リクエストがあった。
俺は勿論、
嵐士:『当たり前やん♪
ほな理絵ちゃんの為に
歌うわな♪』
と返事をした。
そして、
この曲と共に
一気に俺と理絵の距離が縮まる‥‥‥