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イラストがなくてもつくれる同人誌のノベルティ色々(紙もの多め)

最近は小ロットでつくれるグッズが増えてきて、本を発行したり通頒を行うタイミングでノベルティグッズを考えたりつくる機会が増えてきました。
今回はイラストがなくてもつくれる(とくに小説サークル向き!)ノベルティアイディアをまとめてみようと思います。

本文から一文を抜き出したしおり

表面と裏面
裏面
頒布時の説明

今年7月につくったしおりです。おたクラブさんのしおり印刷です。
2パターンまで同料金だったので、表面を表紙と同じデザインにして裏面に本文中のキャラクターのセリフを入れました(それぞれ分かりやすいようにキャラカラーのベタにしてあります)セリフを抜き出すのは小説ならではかなと思います!
小説本のノベルティとして2パターンのうちいずれかをランダムで頒布しました。用紙はペルーラスノーホワイト180kgで、青色のスピンをつけています。

抜き出すセリフは本文中の特に気に入っている掛け合いを選んだので、実は対になっています。

サンクスカード

通販のお礼として添付していたサンクスカードです。

プリンパさんの名刺/カード印刷で印刷した名刺サイズのカードです。
ディープマットルージュに金インクで印刷し、「右から読むと/左から読むと」で視点が変わる短文を載せています。

白印刷さんのアソート印刷でつくった正方形サイズのカードです。
プライクという用紙に印刷しています。「白印刷」というサービスなので白インクでの印刷が前提のプランです。

サイトには用紙の色は以下のように書かれています。

・濃色7色「ブラック・ブラウン・レッド・ボルドー・バイオレット・ネイビー・ディープグリーン」
・暖色3色「ブラウン・レッド・ボルドー」
・寒色4色「ブラック・バイオレット・ネイビー・ディープグリーン」

白印刷「アソート印刷」ページ引用

このときは30部程度の印刷だったので3色でしたが、もっと多い部数発注できるのであればより色々な用紙が入るはず。
用紙色の指定はできないので完全ランダムです。なにが来るのかも含めて楽しい印刷でした!

ブックマーカー

見た目
OPP袋に入れられて届きます

UCANBADGEさんの裏メニューでつくったしおり缶バッジです。本の表紙デザインの一部を絵柄に使用しています。

ブックマーカーを個人でつくるとなるとかなり高価になってしまう印象ですが、これは小ロットでも手頃な価格でつくれたのでおすすめです(裏メニューなので料金はお問い合わせが必要です!)
OPP袋に入れた状態で届いたので、届いてすぐに頒布できるのも魅力的でした(2023年時の情報なので、変更があってもご容赦ください)
UCANBADGEさんは印刷がきれいで缶バッジや缶ミラーもディスプレイ上と変わらずつくってくださった印象なので、そういう意味でもおすすめです。

このブックマーカーはぶ厚めのWeb再録本を発行したときにつくりました。とくに気に入っているグッズなのでまた同じような機会があればつくりたいなと思っています!

トレーシングペーパーを使ったポストカード

表面
裏面

以前もnoteでご紹介したのですが、ポストカードサイズのノベルティです。用紙はクラシコトレーシング-FS 167kgという厚めのトレーシングペーパーを使い、表面はスミ・裏面は銀インクで印刷しています。
プリンパさんのポストカード印刷です。

こちらは銀インクでしたが、次回同じことをするときには裏面をカラーにして水彩柄や小花柄のパターンにしてもかわいいかな〜なんて思っています。プリンパさんならビビッドピンクを使っても良さそうです。

トレーシングペーパーを使ったほかの内容はこちらにもまとめています(ノベルティでなく本の扉などの話が多いです)

タイトルグラフィックのアクリルキーホルダー

今年つくったもの
2022年につくったもの
表紙デザインをキーホルダーにしたもの

同人誌のタイトルに使ったグラフィックを改めてアクリルキーホルダーにして頒布する、ということを何回かやっています。これは小説や文章を書くという創作とはちょっと違う部分のものなので、ノベルティというより即売会のときにおまけ…という形で頒布しているものなのですが気に入っているのでここに載せてみます。

CORNER PRINTINGさんのアクリルキーホルダー (A3範囲内フリーカット)でつくっています。A3サイズ範囲内であればいくつ配置しても料金が変わらないところがお気に入りのプランです。

実際のデータ

こんな感じでいっぱい配置できます。通常銀のボールチェーンを+料金でカラーチェーンやナスカンなどにも変えられます。
白抑えデータをつくるのがとにかく苦手なのでいつも白アクリルなのですが、それはそれでわりとかわいいと思います。
フィルムを自分で剥がす仕様だとさらに割引がきくので、わたしは届いたあと自分でフィルムを剥がしています。範囲内であればアクリルスタンドもつくれるようでした。

私事ですが、あとで物体にすると思っているとタイトルや表紙のデザインをがんばろう…というモチベーションにもなるので最近はまとまってきたらこんなふうにキーホルダーにしています。で、せっかくなので頒布しよう、という…笑 かわいい!とお手にとってくださる方もいて、うれしいな〜と思っているのでまたつくりたいです。

まとめ

小ロットでつくれるグッズサイトはイラストありきのサンプルが多いですが、そうでなくても色々つくれます!ということが言いたかったのでまとめてみました。つくった本に+αができるお力添えになれたら嬉しいです〜!

(気がついたら年末になっていたので、いつもの装丁まとめも今年中に出したいなと思っています!)

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