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「これしかやったことがないから」という理由で同じ業種に居続ける人って将来不安じゃないのかな?

現状の仕事に対して何かしらの不満を持っていて、会社を辞めたいと思っている人はたくさんいます。

そういう人達の中で、辞めて転職するならどんな仕事がしたいか尋ねると、「今までこれしかやったことがないから、同じ仕事をする」と言う人がいます。

例えば、学校を出た後に、ずっと保育の仕事をしている人で、現状の職場に不満がある人がいるとします。
その人に、転職するとしたら何をするか尋ねると、「今まで保育の仕事しかやったことがないから、次も保育の仕事をすると思う」と答える。

そういう返しをされると個人的には結構驚きます。

今の職場には不満があるけれど、今やっている仕事自体は好き。
というのなら、同じ業界の仕事を探し続けるのは分かります。
その仕事が好きなら、ずっとその仕事をし続けたほうが良いと思います。

でも、「これしかやったことがない」という理由で同じ業種に居続けるのはすごく危険な発想の気がします。
誰だって初めて就職するときは、何もやったことがない状態ですし、始めて転職するときはそれ以外やったことがない状態のはず。

「これしかやったことがない」という理由で同じ仕事を続けていると、一生その仕事しかできない人になります。
将来を考えた時、仕事の選択肢は少なくなります。
早いうちからやったことがないことをたくさんやっていれば、将来仕事の選択肢は多いはず。

これは、投資を考えた時に、目先の小さな利益を優先するのか、それとも目先の小さな利益は我慢して、長期的に考えて多きな利益を優先するか、という話に似ています。

転職するときに自分ができる仕事を選ぶのは、短期的に考えれば、新しく身に付けることが少なくて済むので楽です。
でも、長期的に考えれば大きな成長はありません。

自分が経験したことのない業種を選べば、初めは覚えることが多くて大変かもしれませんが、長期的にはできることが増えるので将来を考えると色々と有利です。

ただ、一つの業界でも、ずっと成長し続けられる業界であれば一つの業種を貫き通すのもすごくかっこいい生き方だと思います。

同じ業種に居続けるにしても、違う業種に転職するにしても、働いていて楽しいかどうか。もしくは自分自身が成長し続けられるかどうかという視点が大事ではないかと思います。

「できることがこれしかないから」という理由で仕事を選ぶのは危険。

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