オオバンブルマイを見習え/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(23.12.10-23.12.16)
意外……でもないか、海外の移民事情がまあまあ報道された1週間でした。ロイターの大活躍はご愛敬。
いつもいつも同じことを申し上げて恐縮ですが、お隣の動静にはソソられます。
■国内ニュースだとこの辺かな
もっとゴウゴウ非難を浴びていいトピックだと思うんですけど、そこまで燃え盛りませんでしたね。後者は群馬県桐生市固有の話かもしれませんが(=あまりそうは思わない)前者は国の問題じゃないですか。二言目には、日本になんか来るから自業自得だろ、ってネット民が斜に構えるのは仕方がないですが、現に目の前に人間がいるんだから、ナナメ向いてる場合じゃない。
■そういえば群馬のブロック紙がなんか微妙なコラムを書いていて
オブラートに包む気もなさそうな、おまえたちを「受け入れてやってるんだ」優越感。
裏返せば「来てやってるんだが?」という対立項を呼ぶことになる、ぐらい分からんもんかね。なお、くだんのポスターは下記参照。
■その他ニュース
■少しずつですが、法相が8月に公言した件
これを受けたアクションが少しずつ始まっており(7歳と5歳の子と両親に在留特別許可がおりた、というニュースが11月)
今週はまた別の事例として、下記の通り、高校生の子と両親に在留資格許可がおりた、と。
歓迎すべきことではあるんですけど、子に出された在留資格が「留学」ってそれ……日本で生まれて日本で育ってきたのに? という感想になるほうがむしろ普通じゃないですか。
何か恩着せがましくないか、と外野なりに思うんですよね。もちろんこのあとの進学を見据えて卒業後にはさらに別のビザに切り換えられる(んですよねえ)にしても、なんでえ、ちまちましてやがんな。
オオバンブルマイ(父ディスクリートキャット*母ピンクガーベラ母の父ディープインパクト)ってこどばを知らねえのか。