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安価な労働力を求めて/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(24.7.28-24.8.3)
ローカルニュースに興味深いトピックがありました。
中国から人が来ていた時代、南米の日系○世に頼っていた時代を経て、数年前までの主流だったベトナムからの技能実習生。も既にピークを過ぎ、いまはインドネシアが海外からの労働力供給源として大いに重宝されているわけですが、当然、彼らもそのうち来なくなる。
次はミャンマーですか、ネパールですか、いいやインドだ。いやいやいっそアフリカだ。……という発想そのものは自然なんですけど、そうやって地の果てまで「安い労働力」を求めるのは結構ですが、アフリカの次はさすがにもうどこも無いですよね。
国力の相対的な低下を防ぐことが仮に政治の役目として、せっかく来てくれるひとたちが実の有る時間を過ごせるかどうか、は経済サイドでなんとかできるわけで、その意味
昨今の、こういう論調になる、と。
■一方で、たとえばこういう話
無免許じゃたしかに困るんだけど、そこに「言葉の壁」が厳然として在る、という事実から社会が目をそらすだけではなあ。とも思いませんか。
あとね
一読ゼノフォビアを煽るような風潮こそが「外国人に選ばれる国」かどうかを決めていくんだと思うんですよ。
なんだかねえ。
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