経済的理由による移民/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(24.4.14-24.4.20)
あまりプレスリリースを取り上げることはない当欄ですが、今週出ていたマイナビグローバルのリリースが興味深くて。
いちばん盛り上がるスライドが「ベトナム人材の変化」というところ。
彼らなしでは既に社会が成り立たないのに何かといえばバカにしてきたみなさん、満足ですか。
■もうひとつ、ついでにプレスリリースから
詳細言及しませんけど、どういうワードをチョイスするかで透けて見える心ってあるよね。
■それでいうと透けて見えるどころじゃないニュースもありました
■今週のその他ニュース
■ちょっと別扱いで紹介
技能実習ほどではないにしても、該当する分野に就労する日本人と同程度の技量を持つ人材を採用する、という建て前があるんですけどね、特定技能。上記引用部、ミャンマーという国の内情を踏まえた「経済的理由による移民」である実態を浮き彫りにしていて、当然ながらこの記事中のひとが特別なわけではなく、すべての特定技能で来日~就労するひとたちが「移民」なことを表している。そう思うわけです。
好むと好まざるとにかかわらず、それが日本の現実なんですよ、と飽きもせず言い続けて5年ですが、ここまで明示されている記述も滅多にないので、面白く読みました。
サムネイル出典 International Migration Outlook 2023: Analysis of Trends, Impacts, and Challenges