目先の変わるニュースに心が動きがちですが、今週公開されたなかで断然興味深く読めたのは現代ビジネスのこれ。
■毎週毎週、日本で暮らす外国人をキーワードにニュースをクリップしていると否応なくステレオタイプな見方が鼻についてくるので、上記3本の、シャラ・ラジマによる鳥井一平インタビュー、特に聞き手の「型にはまりたくない」スタンスに共感したところはあります。
ステレオタイプ、ってたとえば以下のような記事が表す事象をイメージしているんですけど。
「ガイコクジンは何をやるか分かったもんじゃない」
「人手不足の解消に助かるわー」
「人権は守らねばならない!」
……個々の記事がどうこうではなく、昨日の繰り返しの今日。みたいな記事ばっかり目に入ると飽きるよね、ぐらいの感想なんですけどね。
それはそうと岐阜日報のサムネイル、なんらかのバイアス再生産に寄与してませんか。
■続々と発覚してますけど
ごめん返して。って自治体は言うしかないだろうけど、もし自分が返金しろって言われたら困るよなあ、って感想にしかならないので、「生活が困窮した世帯」にパッと見で分類されたのなら「外国人技能実習生だから対象外だったわ」って後者を「でも1回払っちゃったし」って活かす道だって知恵を絞れば出そうな気もするんですけどね。
■書き手の問題なのかねえ
「訪日客受け入れ再開」記事、上のような切り口ばっかりだよなー。って思ってちょっと違う方角からの文章があってうれしくなったら
筆者が(職業:ドイツ人の)マライ・メントラインで、いやガイコクジンだから良いんだ、ってそんな話じゃなかろう。と内心あわてる私。
そうそう、「旅行業界」とか話題をひろげるから漠然としたテキストになるのであって、日経の上記記事のように、たとえばニセコ限定に対象を絞れば類型的な書きぶりを免れ得るんじゃない?
■つまり自分のことばで語るのがいちばん響く、っていうあたりまえのことなんでしょう
■今週のその他ニュース
最後の話、その後どうなったんだ。と気になっていたのでナイスフォロー。