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週刊外国人就労関連ニュースまとめ(19.11.3-11.9)

出張のトランジットで初めてマレーシアを覗いたのですが、猛烈に雑にいうと、東南アジアというよりは自分が抱いている中近東のイメージに近い印象を受けました。Grab Taxi乗車前、客である自分の「いまの」顔・服装をドライバーに共有するプロセスがあったのは初体験。あれ断ったら乗車拒否されるんだろうな、ドライバー側の安全/安心確保には良いな、と思いました。

■ローカルニュース、ではあるのでしょうが、それだけに地元紙の追い方が興味深い件。北海道新聞の記事本体と、それについての私の感想をセットで3つお届け。

全体に私の感想の日本語学校側への甘さが目立ちますが、それはですねえ、もっともっと酷い事例をたくさん聞いているから……っていうのは理由になりますか。なりませんか。
いや、でもね? ちょっと考えたいのですが、これを契機にまず日本語学校の経営もこれまで通りにはいかなくなりますね(留学生を受け入れる許可が降りにくくなるから)。
それにともなって重要な被雇用者であった外国人アルバイト学生が地域からいなくなる可能性は高い。
なにより借金を背負って来日している・いないに関わらず、肝心の留学生たちの不安定さには拍車がかかる。……何もいいことない。
それらリスクを分かったうえで来日しろ、という正論の前にはふくれっつらで無言になるしかないものの、あえて問いたいのは「留学ビザで週28時間就労可能」って隙の多い制度を恣意的に運用してきたのは、人手が足りないとか言っている我々ではなかったのか。

■その他のニュースにも似たような感慨を抱きがちだった今週

■読み物系は、しかし毎週なにかしら紹介したくなるものがあって喜ばしい(無邪気を装いながら)

■日本語能力試験、という私の本業に近いところではこんな記事が

■ずいぶん納得させられる「記事」として読んじゃったプレスリリース


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