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自学自習という障壁

国内B2B市場でそこそこ実績ある他社のオンライン教材を仕入れて、試しにアジア某国で販売してみたんですけど、これが思った以上に売れない。
まず自宅学習の慣習が無い、というハードルがあって、さらに「自分で計画立ててこつこつ勉強するスタイル」が向く国向かない国というハードルがあるのでは。
そういえば、アジア進出を考える企業向けセミナーなどでよく「人前で従業員を叱ってはいけない」なぜなら日本人が考える以上に彼らはプライドが高いから-って講師が言うんですが、しかもこれ、ベトナムだけでなくミャンマーでもカンボジアでもラオスでも言われる-つまりアジアのひとたちにとって衆人環視の持つプレッシャーは良くも悪くも相当強力。
だから、その強制力を活かした環境を構築しなければいけない、ということですね、たぶん。

オンライン自学自習教材の普及にユーザーコミュニティを(可能ならオフラインで)作って定期的に話ができる場を設けるとか、遠回りな気がしてならないですけど、とにかく受講者を孤絶した状態に置かないことがなにより重要では。じゃあそういうイベントを企画しましょう。って現地の人と話していました。

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