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ノイジー・マジョリティ/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(23.8.13-23.8.19)

扱いがあまりにおかしい。と言い続けている件、発端は2022年2月でした。

このニュース、加害者も被害者もベトナム人男性で、いわゆる痴情のもつれ系なのは「そういうこともあるでしょう」なんですが、よろしいですか。事件は現場だけで起きてるわけじゃないんだ。

警察に被害を相談しても「ベトナム語の通訳を確保できない」という理由で3か月間、捜査に進展がみられなかったことが分かりました。

それで今週の報道が

被告は、裁判員裁判で審理された1審旭川地裁で、わいせつ被害を受けたため復讐しようと思ったと説明したが、判決は「殺害は明らかに度を過ぎている」と指摘。2審札幌高裁判決も支持した

司法判断がオカシイことなんて特別でもなんでもないですよ、私が言いたいのはね、この一連の流れにニュースバリューは無いのかね。です。
同性愛だろうが異性愛だろうが愛憎にまつわる物語、札幌の首切断云々を想起するまでもなくみんな大好きなはずじゃん。

■なので一見関係ないニュースにもその姿勢だけでまあヨシ、って感想に。

■今週は局地的に話題になっていた話もありましたが、まあいったんスルーで。

■その他ニュース

■日経の月1本無料読める券を使ってしまったので紹介してしまうんですが

棲星怪獣ジャミラの話も、伝説怪獣ウーの話も、金城哲夫脚本への言及も、このタイトルで触れるべき点を網羅してはいるんですけど

ウーは村で孤立し、迫害を受ける少女を助けるために現れた。だがリゾート開発を進める村人たちにとっては怪獣でしかない。科学特捜隊は「怪獣はしょせん、人間社会には入れてもらえない悲しい存在なんだ」と退治に向かう。

いま私たちは異端者を受け入れる社会を持ち得ていますか。という問いが欠落していて、なんつーかね、隔靴掻痒の感。

だってさあ、マジョリティの無神経は犯罪加害につながりがち、という意識、持ちすぎるってことはないじゃないですか。

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