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日高インド人口増。という競馬ファンにはいまさらニュースのまとめ/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(24.7.14-24.7.20)

日本に暮らす外国籍のひとたちの労働環境。を伝えるニュースを毎週集めて5年になる本連載ですが、競馬ファン歴はそろそろ40年なので、今週の某サイト某記事

これがいまさら「へー」って言われていることに逆に驚き、なぜなら。という話を書いておきますね。

■ネット競馬媒体における初出はおそらく2018年1月

2015年3月末の時点で浦河町のまとめた国別外国人登録数は、計78人。
(中略)
以後、急激にこの町では外国人が増え始め、翌2016年3月末になると、フィリピン人35人、マレーシア人19人に次いで、インド人が13人も一気にやってくるようになった。これら諸国からやってくる人々は、だいたい育成牧場で騎乗技術者として働くために来日している。フィリピン人、マレーシア人がこの町の「二大勢力」として目につく存在だったのが、ここにきて、勢力分布が大きく変わり、インド人だけが急激な勢いで増えている。

同コラム翌2019年11月

先月訪れた日高西部の某大手育成牧場の責任者は「浦河の方は、日本人がいないんだってね。インド人ばっかりだって聞いたけどそうなの?」と真顔で聞かれた。「いえいえ、ばっかり、ということではないですよ。日本人も大勢いますよ」とフォローしてはみたものの、騎乗者の多数派が日本人ではなく、インド人になってしまっている現実は、確かに否定できない

わりと早い時期に毎日新聞がこの周辺記事を挙げていたことは注目されていいです(2019年6月)

■競馬専門業界の外で報道されるようになるのは2020年、が観測隊としての見解ですが、しかしどいつもこいつもサイト消すよね。以下ほとんどインターネットアーカイブからの紹介。

■何が言いたかったかというと、冒頭の日高インド人口増の話、ブローカーの質に依存しているので問題だってあるらしいよ、と2020年8月に報じられている豆知識の共有でした(紙媒体では道新がいちばん乗り)

後追いが週刊誌だからしょうがない、とはいえまあゲスい書きぶりで。

■いまごろねえ。という顔に私がなったこと、ご理解いただけましたか。
さて、今週も相変わらず報道され続けるクルドの話

最後の産経、見出しで言いたかったであろうこと(難民申請する奴らが後を絶たないから予算を増やすハメに!)を

約1万3800人の難民申請者のほとんどは保護費を受給していない。多くは難民認定手続中の場合も与えられる「特定活動」という在留資格により、原則フルタイムでの就労も認められている。(略)関係者によると、保護費を受給するよりも「難民ビザ」のほうが多くの収入を得られるため、大半の難民申請者は自活を選択し、難民認定の審査を待つ間に就労しているのが実態という。

本文がきっぱり否定、というオモシロ記事になっていました。

■その他ニュース、2本だけ


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