突然良い企画が掲載された南日本新聞をホメるところからまいりましょう。
技能実習の(雇用側にとっての)最大のメリット、転職できない。という人権無視規範が来春にも改正される想定で、ただいま検討中ステータスが数か月続く昨今なのですが、出ていかれる地方関係者の声、基本的に「出ていかれたら困る」「法律で縛りをかけてくれ」「人権とか何のことでしょう」みたいな地獄絵図でしてね。
そんななかで、正面から地方側の声をー通りいっぺんでなくー紹介する記事は管見の限り、初でした。良い試み。
■地方メディアとしてはこの数年、本トピックで極めて高いプレゼンスを表し続けている信濃毎日新聞。今週もずっと追っていた話の、ひとまずはめでたい展開が報じられていて、感慨がありました。
この話を最初に私が知ったのは以下の記事でした。
親の因果が子に報い。ってそんなのは運用でなんとでもなりますよね、でもロクでもない事例ばかりが増える本邦の法執行機関に期待なんかできないじゃないですか。
……と思ってきた私ですら、今回の在留特別許可の発出はヨカッタと思います(子に出される在留資格が一律「留学」なのは、イヤガラセですか、とも思いますが)。
■今週のその他ニュース
これ↓もっと話題になってよくないですか。
あと、今週のこの見出しはヒドい大賞はこちらです
■お隣の様子
この「強制出国」の話、知りませんでしたが、むしろ日本に気が合いそうなひとたちがたくさんいますよね。