大学を退学した外国人留学生の7割は不法滞在者に(=韓国の話)/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(22.10.2-22.10.8)
日本国内のニュースが意外性に乏しいやつばっかりなので意識的に海外のトレンドを見ていたのですが、最初に目に入るのはお隣の国。
ちょっと前までの韓国なら「外国人留学生」といえば中国からの流入を指していたはずが、今回の記事まわりを見ると国籍もバラエティに富んできているようで、なるほど日本に似た感じ。
ちなみに「これからは外国人高度人材が必要だ」ってものすごく既視感ある記事が出ていたり
農業や漁業の労働者が不法滞在化しがち。って話とか、本当にお隣だな。
■ふーん? って思ったカナダの話
日本だと留学生に認められているアルバイトは週28時間まで。と決められていますが、カナダはこれまで週20時間の規制があったところ、あまりにも労働力が足りないから上限撤廃するって。
インドのサイトが報じていたので本気っすか。と確認したらカナダ政府の公的な発表もあったので、もちろん「学業との両立が必須」みたいな但し書きはあるし、一応来年末までの期限ある施策のようでしたが-ドラスティックですよね。日本も真似してみればいいのでは。
■もうひとつだけ、海外ネタ
こういう話の前段には
日本の技能実習は奴隷制・の上をいく惨状があるわけで、チョットイイ話ふうに言われましても。と思うわけですが。
■さて、代わり映えしない日本の今週
このなかではベトナム人DJの話、報酬を受け取ったから違法。って筋道は理解できるのですが、機嫌よく働いていた納税者を嬉々として追い出してどういう得があるのか、カナダの留学生バイトの話と比べたくもなりませんか。
■法は守るためにある!
1日でも不法残留は不法残留だ!
タバコの販売はそもそも既得権益の世界だし、嘘なことがバレバレな言い訳を擁護しようもないけれど
法は守るためにある、それは本当にその通りだけど、逮捕されないエラいひとがうじゃうじゃ居る国で、そんな居丈高に言うかね。みたいな感想はあります。一党独裁って意味ではベトナムこそ「そういう国」なのに、ちゃんと逮捕されてるじゃん。
■その他ニュースも今週はまあ通常営業でしたね