移民社会≠共生社会/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(24.12.15-24.12.21)
ちょっと話題になった記事。
個人的に気になったのは会長? 出世した? ってところで、前回目にしたときは違う肩書きだったよね。という記憶があったからなんですけど、探したら3年5ヵ月前は副社長でした。うむ。
その前回記事では湧いていないゼノフォビア・コメントが今回記事に少なくない数、ついているのは移民というワードが彼らを刺激するからであることは明らかですが、そして何度も申し上げている持論ですが、とっくに日本社会=移民社会なんで。さーて、いつまで現実から目を逸らし続けることができるかなー(ビズ●ーチ風)。
■先週の共同通信がガン無視され、今週一斉に報道されていたので、なるほど特オチ組の君たちか。って理解した件
ちゃんと後追いしたまえよ。
■今週、実は最も個人的に気になったニュース
替え玉受検なんか1回目のチャレンジで発見しろよ。と思わないでもないですが、書きぶりに失笑したのがこちら。
特定技能という在留資格を得るために必要な日本語能力の試験なんですけどね。もうひとつ、専門分野の試験に合格することで特定技能1号という在留資格が手に入りまして(介護分野はさらにもうひとつの試験に合格する必要あり)その在留資格で2年~3年の実務経験を積んで、ワンランク難しい試験に合格すればようやく「在留期間が延びたり、母国にいる家族の帯同が許可されたりする」特定技能2号に在留資格が切り替わるんですよ。
さすがの産経クオリティ。という感想不可避。
■今週のその他ニュース
最後の記事、記事本文より先にゼノフォビア各位の罵声が目に入ってきていたのですが、まあね、大分の話を連想するよね。
なお、ムスリムの土葬というある意味「分かりやすく反発が出そうな話」以外にも国籍を理由にとやかく言いたい各位はそこここで可視化されており。
日本は既に移民社会だけど、それは共生社会とイコールではない、ということがよく分かります。