誰得摘発/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(24.4.21-24.4.27)
ニュースに大きいも小さいもあるか、と思う自分もいますが、まあ小さいニュースだと思うんですよ。
別に珍しくもない話で、たとえば4か月前
2年前
それぞれどうなったのか(たぶん)報道されてもおらず不明ですが、それだけの期間を日本で過ごすと選択した本人たちが築いてきた世界を否定するのは、いくら野次馬とはいえ文字通り僭越でしょう。
ちなみに2003年の東京地裁の判決文に次のような一節があることを半年前に知って、おお良いこと言うじゃん。って思ったんです。
出典はこちらのnote。
25年「不法」に滞在してただろ、って事実は摘発されていいけど、
政治資金だから税金は払いません/過激ダンスショーじゃないよダイバーシティを意識したものだよ/入札指名停止の代理店に随契で発注して何が悪いの? が罷り通る国においては、極悪犯罪者とは呼べまいよ。が私の主張。
■今週のその他ニュース
最後の立憲民主党案、詳細見たけど技能実習制度がダメだった理由の最たるところ=監理団体を廃しハローワークが就労サポートを担う。って書いてあって、失笑不可避。
公的機関なら大丈夫だろ、ってロジックは技能実習という邪悪な制度を看過してきた官を評価する矛盾に満ちているし、外国人技能実習機構OTITこそがダメofダメなのに同じ組織体のハローワークを持ち出してくるのもセンス無い。
もちろん現行案がよろしくないのは各社の社説が唱える通りなんですけどね。国籍の如何を問わず、人権が尊重されない事案に粛々と対応すること、本来はいまの法律でも出来るはずじゃないですか。
運用の問題と制度の問題、前者を改めるほうの議論もしてくれよな。
……が私見です。
■サムネイルby講談社現代新書メーカー
正直いまいち笑