今週も騒々しい1週間でしたが、個人的には「よくある系」として埋もれてしまっているニュースの行方を気にしています。
これだけでは何のことだか分かりませんでしょう。
2022年2月の事件背景は、地裁における初公判を報道した今年1月に明らかになっていましてね。
あー痴情のもつれ。って思いかけるじゃないですか。
でも、重要なのはそこじゃなくて。
下世話な注目を集めてしまうのは二次加害、それはそうなんだけど北海道警の言い分は無視するには大きすぎるだろ、と思っているんです。
高裁の判決文に覚える違和感。法機関の対応を不問に付して、「ベトナム人がベトナム人を刺し殺した」という外形だけで埋もれさせていいんですか、これ。
■定点観測しているといろんな景色が見えてしまうもので
さすがに先週のことだから、まだ記憶に新しいであろう交通事故。
今週の後追い。有料部からちょっと長めに引用します。
留学生が夜勤アルバイトに、という事故背景については直感的に理解していた私ですが、自動車専門学校に通っている学生も当然いるし、「気のいい彼ら」のうち、誰か親切なひとがその親切心のせいで命を落とした可能性-については、報道されるまで想像がまったく及びませんでした。
亡くなった方々の冥福を祈ると同時に、連想したのは別のこと。
せめて適切な補償が為されるかどうか、気にしていたい。だってねえ。
■今週のその他ニュース。に行く前に
おお、さすが既得権益のことしか考えていない(ように見える)ひとは言うことが一味違いますね。
「日本語勉強してこないのが悪い」のであって、彼らが来日するまでに借金背負う仕組みの問題には言及しない。さすが(ホメてません)。
この流れの上に実は在るニュースもついでに紹介しておきます。
■その他ニュース、今週も多いので見出しだけ
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■おまけ。よその国の動向は興味深いのですが
ロイターのこの記事の見出しだけを見て何か言う前に、一瞬落ち着いたほうが良いです。ガーディアンがちょうど「保守政党の首相5代の言いぐさはどう変わってきたか」って記事を出していましてね。
詳細は割愛しますが、ただネットで読み齧っただけの主張を鵜呑みにしちゃうには移民というテーマは重層的だよ。みたいな結論でしたよ(だいたい本当)。