世の中は進歩しているのか/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(23.5.28-23.6.3)
入管法改正談義が大詰めで各所の報道かまびすしく、当欄でまとめるまでも……思いかけ、いやニュースまとめを名乗ってるんだからまとめろや。
2行で訂正するハメになる私にも一応の言い分はありまして、皆さんの声が自然に大きくなり、なんなら怒号が飛び交う昨今じゃないですか。みんながそうならせめて自分は積極的に静かでいたいんです。
見落としてしまうような「小さなニュース」にもニンゲンが居るわけで。
■たとえばこういう話
何度でも書きますが、当事者だけの問題ではない、社会にも責任の一端はある-技能実習制度における送出機関に「妊娠したら帰国」と言わせているのは受入国であるわれわれなので-としたら家裁の言いぐさは情に欠けると思いませんか。
法律っていうのは情を挟むものではない?
■関係ない話をします
妖怪「化けわらじ」着ぐるみを自作したひとがイベントでわたあめを売る、という今回記事のハイライトだと思うのは下記
妖怪と子どもたちのフラットなコミュニケーション。
何が良いって誰からも指導されたわけじゃないのに、そこに自分たちとは異なる者が居ても気にすることはない、っていう小さいひとたち生得のリアクションですよ。
国籍とか人種とか性的嗜好とか、マジうるさいんすけど。
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