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移民国家としての日本

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マガジン名称を「海外事業を編集する」から変更。 ヘッダ写真はダナン@ベトナム
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2024年8月の記事一覧

"The flames fanned by keyboard warriors like you."/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(24.8.18-24.8.24)

今週は京都というか兵庫というかローカルスポーツの話が盛り上がってましたね(すっとぼけ)。 校歌は教育機関としての歴史を反映していいと思う派の私、たとえば韓国映画の日本語字幕でわざわざ東海って書かれると、おい、Macy'sを「百貨店」って訳出するならそこも「日本海」でええやろ。とは思うので、なんかケチを付けたくなるひとの気持ちがまったく分からない、ということもありません。 ただ、映画の台詞が映画制作者の自由なのと同様、学校法人の方針が気に食わなければそのオキモチを素直に表明す

政治家が口にする共生とは何か問題/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(24.8.11-24.8.17)

先週、9月1日が近づいてきますが。みたいなことを書いたら案の定 事実を歪曲する各位が自発的に目が覚めることはないわけで、まあ地道に潰していくしかないよね(知ってた)。 去年は100年という節目でもあり、虐殺なんてなかったんや。って正気で言ってるんですか記事がけっこうなボリュームで出ていましたが、今年も倦むことなく拾っていければと思います(下記は昨年の記事3つ)。 ■今週のクルドヘイト 後者、そういう記事ではないにもかかわらず、こんな一節があるんですよ。 一つだけ、聞き

9月1日が近づいてきますが、さて。/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(24.8.4-24.8.10)

木曜17時の日向灘地震には諸事情あってまったく気付けなかった都民ですが、さすがに翌金曜20時の神奈川西部震源の揺れにはまあまあ驚き、急いで震源地近辺の海外人材たちへ安否確認の連絡を入れました。 だいたいが朝早いインドネシア出身者が多いので、そんなこともあろうかとは思いましたが「寝ていて気付きませんでした」という豪傑含め、全員無事でなにより。 大原則として日本語で指示を出すことにしていますが、緊急時は母国語で連携しないとなあ。 ■今週ようやく終結が見えてきたイングランドのア

安価な労働力を求めて/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(24.7.28-24.8.3)

ローカルニュースに興味深いトピックがありました。 中国から人が来ていた時代、南米の日系○世に頼っていた時代を経て、数年前までの主流だったベトナムからの技能実習生。も既にピークを過ぎ、いまはインドネシアが海外からの労働力供給源として大いに重宝されているわけですが、当然、彼らもそのうち来なくなる。 次はミャンマーですか、ネパールですか、いいやインドだ。いやいやいっそアフリカだ。……という発想そのものは自然なんですけど、そうやって地の果てまで「安い労働力」を求めるのは結構ですが、