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移民国家としての日本

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マガジン名称を「海外事業を編集する」から変更。 ヘッダ写真はダナン@ベトナム
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2023年5月の記事一覧

いっちょかみ注意報/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(23.5.21-23.5.27)

今週も騒々しい1週間でしたが、個人的には「よくある系」として埋もれてしまっているニュースの行方を気にしています。 これだけでは何のことだか分かりませんでしょう。 2022年2月の事件背景は、地裁における初公判を報道した今年1月に明らかになっていましてね。 あー痴情のもつれ。って思いかけるじゃないですか。 でも、重要なのはそこじゃなくて。 下世話な注目を集めてしまうのは二次加害、それはそうなんだけど北海道警の言い分は無視するには大きすぎるだろ、と思っているんです。 高裁

入管法改正案あらためて注目される/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(23.5.14-23.5.20)

ブラウザのタブでひととおり今週のニュースを開き終えてから毎週何か書き始めるんですけど、今週はちょっと本数多すぎて無理。とくに冒頭2題。 ■難民審査参与員のテキトー発言に俄然注目が集まる件

2021年3月4日15:30-16:30名古屋市丁病院(総合病院精神科)戊医師の診断について/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(23.5.7-23.5.13)

みんなたちがあやふやな情報をもとにケンケンゴウゴウなのは見飽きているのですが、整理しておきますね。ああ、ウィシュマさんが支援者に淡い期待を抱かされたとかなんとかいう件です。 ■中間報告書(21.4.9) 「Aが訴える症状の出現時期が、Aが帰国希望から日本への在留希望に転じた時期と合うことから、例えば、病気になることにより仮放免をしてもらいたいとの思いが作用するなど心因性の生涯を生じさせている可能性があるとして」 ■医師診療録(21.3.4/別紙一覧18) ■別添【1月

淡々と続けることの難しさ/週刊「移民国家ニッポン」ニュースまとめ(23.4.30-23.5.6)

入管法改正案が衆院法務委を通過した翌週でもあり、案の定そこまで大きなニュースのなかった1週間でした。 むろん言いたいことはヤマほどあるわけですが。 ■続報待ちのニュース2本 ちなみに「ベトナム国籍の技能実習の女(42)」とローカル紙が報道した痕跡がなくなってるのは下記のニュース。