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移民国家としての日本

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マガジン名称を「海外事業を編集する」から変更。 ヘッダ写真はダナン@ベトナム
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2021年6月の記事一覧

日本人とか外国人とか共生とか/週刊「外国人就労関連ニュースまとめ」(21.6.13-21.6.19)

全米女子オープン(ゴルフ)を勝った笹生優花は「日本人扱い」、全仏オープン(テニス)で物議を醸した瞬間に大坂なおみは「外国人扱い」、みたいなことを恥じるでもなく繰り返す社会に生きていると J2水戸ホーリーホックで若きDFリーダーとしてプレーする22歳は、フィリピン人の母とガーナ人の父を持つ。母親とはタガログ語で、父親とは英語で話す一方で、家の外に出れば常に日本語でコミュニケーションを取る。小さい頃からこの毎日がタビナスにとっては当たり前だった。 (略) 「確かに父と母は日本に

熱しやすく冷めやすい/週刊「外国人就労関連ニュースまとめ」(21.6.6-21.6.12)

俺たちのことだが。 あれだけウィシュマさんウィシュマさん言ってたひとたちの大半が気を抜いてしまっている。それはまあある程度は仕方ない。と思う昨今ですが、油断大敵だと思ったのがフジテレビのニュースにあった一節。 国会で6月4日に行われた難民問題に関する議員懇談会で、事務局長の石川大我参議院議員は真相究明をあらためて訴え、監視カメラ映像の公開をこう求めた。 「名古屋入管にヒヤリングした際に、内規で映像には保存期間があることを示唆していた。まさか廃棄はしないと思うが引き続き情報

誰しもウォッチ対象を生涯で3つ持つそうですが(嘘ですそんな説は聞いたことない)/週刊「外国人就労関連ニュースまとめ」(21.5.30-21.6.5)

ブックオフIRウォッチャー・法務大臣閣議後記者会見ウォッチャー、そして大坂なおみ記者会見ウォッチャーの私、今週はとにかく忙しくて。 このタイミングでひとつだけ紹介するなら、ニューヨークタイムズの「仕事があなたのメンタルを削ってくるとき」って記事ですね。仕事より健康を優先します、ってあなたも言っていいんだよ。という主旨。 今回、大坂なおみがメンタルヘルスを「言い訳にした」ってナジるひとをけっこう見かけたんですけど-彼らいわく「本当にメンタルがダメならテニスなんてできるわけがな