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移民国家としての日本

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マガジン名称を「海外事業を編集する」から変更。 ヘッダ写真はダナン@ベトナム
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2020年11月の記事一覧

週刊「外国人就労関連ニュースまとめ」(20.11.22-20.11.28)

ベトナム人の摘発がんばりすぎやろ群馬県警。 って感じた数週間前の私が何をしたかといいますと、自宅本棚からの横山秀夫警察小説発掘作業でした(横山秀夫は群馬の地方紙、上毛新聞で事件記者を10年以上務めていたのです、という言わずもがなの注釈)。 十年以上読み返してこなかった作品も少なくなく、13タイトル再読はそれなりに楽しめましたが(やっぱり『64』おもしろいな)作中の20世紀末の、群馬県警をモデルにした警察内部の姿を踏まえて2020年のニュースを眺めると、なにかしら違う感想も出る

週刊「外国人就労関連ニュースまとめ」(20.11.15-20.11.21)

わたし、魔女のキキ。こっちは最後にベトナムに行ったのが去年の2月だった私の、そのとき食った覚えがまるでないエビ。……いや、食ってないと思うけどなあ。 それはそうと(どういう導入なんだ)今週も相変わらずニュース見出しにベトナムという文字が躍る日ばかりでした。 おかげさまで、まったく「そういうニュース」じゃないのに、余計な気をまわす俺。みたいな現象が。……たとえばこういうの。 ベトナムといえばホンノンボ(って盆栽っぽい文化)があるぐらいで、日本の盆栽に惹かれるひとがいても不思

週刊「外国人就労関連ニュースまとめ」(20.11.8-20.11.14)

ベトナム人逮捕のニュースが報道されない日が無い昨今ですが、あまりオオッピラに指摘されていないことを申し上げると、彼らの罪状は概して「入管難民法違反」なんですよね。豚を盗んだ疑い、果物を盗んだ疑い。って記事見出しがアピールしてくるテキストをしげしげご覧ください。面白いぐらい、逮捕の事由が在留資格関連なの。 いや、いいんです、在留資格で定めらた期限が切れているのに国内にとどまっているのはあきらかな違法行為ですし、その間の行動が我が国の法に照らし合わせ認められないものなら、すみやか

週刊「外国人就労関連ニュースまとめ」(20.11.1-20.11.7)

今週は本当にロクでもない日が続いて、厄年だった頃を思い出しました。お祓いに行こう……。 ■先週、大々的にとりあげたし追記することもないし、世の中の熱がさめつつある気もするし(早いねえ)そっとしておくべきなのかもしれない。と思いながら、ベトナム人が豚を盗んで解体して売っているのでは。という件。