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移民国家としての日本

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マガジン名称を「海外事業を編集する」から変更。 ヘッダ写真はダナン@ベトナム
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2019年10月の記事一覧

週刊外国人就労関連ニュースまとめ(19.10.20-10.26)

今週は前半に4連休があり、ご近所都市の図書館をめぐる時間が取れたので有意義でした。(連休に慣れない同僚が「お休みの間は何をしますか」って聞いてきたので「アマゾンプライムで映画見て、あとは本を読むんじゃないかな」って答えたら「それいつものでは」って言われたりしました) ■日経ビジネスにわりと穏当な結論で〆る記事があったんですけど、なにしろいまだにたとえば「技能実習関連で不祥事が報道される」→「技能実習なんて制度をいつまで続けるつもりなのか、って怒る」というような反応が大半を占

週刊外国人就労関連ニュースまとめ(19.10.13-10.19)

今週は特定技能がはじまって半年たちました。という枕詞つきのニュースが目につきました。(イメージ写真は3年前、ベトナムの最大手書店が日本語書籍コーナー常設しますと言い始めた頃) ■農業 ■造船業 ■建設業 ■外食産業 人数的なインパクトは下のニュースがあったのですが(だからか、報道された量も結構多かった)まあ個人的な感想はツイートした通りですね。無理。

「やさしい日本語」と「こぐまてんちょうのにほんご」

「やさしい日本語ツーリズム研究会」には、発起人の手になる以下のような文章があります。 私は電通勤務のサラリーマンですが、2009年から外国人への日本語教育を趣味としてきました。(中略)私は、観光関係者に日本語学習者のことを知ってもらい、彼らのために、日本語をお腹いっぱい話せる観光、市民と気軽に触れ合える観光を実現したいと考えました。このことを故郷である福岡県柳川市に提案したところすぐに賛同していただき、平成28年度の内閣府加速化交付金事業となりました。​ これを「普通の日

週刊外国人就労関連ニュースまとめ(19.10.6-10.12)

台風一過、ご無事でお過ごしでしょうか。築ウン十年、n階建マンションのn-1階にある我が家は天井から雨がぽつぽつ降ってくる事態になりまして、上階からの水漏れではないようなので原因究明より応急処置を。というような話を風雨を衝いて来てくれたメンテナンス会社の人と話しましたが、まあまあそんな程度で済んでよかったです(イメージ写真はおまえが1年前に撮ったやつだよ、ってスマホが言ってきたやつ。本文とはまるで関係ありません) ■先週も掲載した「外国人不就学」統計公開に触発された各紙社説の

週刊外国人就労関連ニュースまとめ(19.9.29-10.5)

外国人就労という局所的な話というより日本社会そのものに関わる事象として扱われるようなトピックが目立った一週間でした。と書き出しながら、まずは先週紹介済の記事再掲から。 このNHKニュースと同日、日経新聞も記事化していたことに遅ればせながら気付いたんですが、いわゆる「識者コメント」をまったく同じ先生に採りに行っていて、さすがにそれはどうかと思った、という感想が言いたかった。ほかに人が居ないジャンルじゃないのにー。ねえ? ■外国籍児童の不就学問題がようやく可視化されつつある件