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シングルマザー、シングルオリジン




先週も色々と進展のある1週間でした。
素敵なものが続々出来上がって来ておりますよ。


KISSACOボードを使用したスツールやミラーが4+4(shitoshi)の倉地さんから仕上がってきました。

niko and...のVMDをされている倉地誠さん。
アトリエのある原宿のniko and...TOKYOで
打ち合わせ


スツールの座面にKISSACOボードが使われており、座面の丸形をくり抜いた部分がミラーに。


アイテムによっては量産にも対応できるよう、
ご近所の工務店さんにもご協力いただき、
いよいよKISSACOボードを使用したアイテムの受注ができる準備が整ってきています。



麻袋の処分にお困りのコーヒー店さんやコーヒーの会社さんも多いと思います。

廃棄予定の麻袋を新たにお店の什器などにアップサイクルするご提案をして行けたらと思います。

ボックスは積み上げれば棚にも
植物のカバーにも



先日はコーヒー店のオーナーから、コーヒー産地を訪れた際に撮影した写真を飾るための額縁製作などのご相談をいただきました。


思い入れのある産地のコーヒーを詰めた麻袋からボードを作り、そのボードを使ったフレームに産地での写真が入ったら、旅の思い出がぎゅっと集約したARTですよ。


グァテマラの麻袋で作ったフレームと
イエメンの帆布のボード



麻袋を軸にしたサーキュラーエコノミーを実現していけたら、日本独自のコーヒーカルチャーになるのではと考えます。


まさか繋がるわけないだろう、と思っていた各業界の廃材使いのプロフェッショナルの方や企業の研究者の方にもご協力いただき、自分でも想像していなかったような力強い渦になってきています。

どうぞ今後の展開を楽しみにしていてくださいね。

花や樹木から蒸留し、
ブレンドしたフレグランス



バッグフレグランスの方もviscumの岡本さんから完成してまいりました。


打ち合わせの際に岡本さんのしてくださった香りのお話もとても興味深い内容でしたよ。


今回仕上げてくださったフレグランスはどれも6.7種類の香りをブレンドして完成されていますが、香りの相性によっては上手にブレンドされず、お互いに香りを消し合ってしまう相性や、
片方だけの香りが強く出てしまう相性もあるのだとか。


コーヒーのブレンドについても私は詳しくないですが、ベースとなるコーヒーがあって、そこに他の産地の豆をプラスして調和させて作られているのだと思います。


かつてはブレンドコーヒーの一択、
というコーヒー店さんも多かったと思いますが、昨今はシングルオリジンが充実しているコーヒー店さんが増えて、それぞれの産地や焙煎の仕方によっても個性が異なり、毎回選ぶのもとても楽しいです。



あらゆる分野で、素材そのものの持ち味や個性をますます楽しめる時代になってきたのだなと思います。

先日訪れた北海道の徳光珈琲さん
とても豊富なシングルオリジン



話は遥か遠くに飛びますが、
シングルといえば私もシングル、笑。


現在の家族構成は、私と子供2人と犬1匹です。


私の周りにも個性的なシングルの友人たちがいて、日々色々な言葉や情報を共有しながら支え合えているなと思います。



ときに一緒に食事やお酒を飲みながら、
温浴施設で裸の付き合いをしながら、
色々なことを話したり、共に怒ったり、笑ったり、なぐさめる日もあったり。


最近親友が教えてくれた公開中の映画。
予告だけで切なくて泣いてしまいそうです。


家族のような近しい距離感もありながら、
それぞれが自立していて、生活や経済を共にしていない気楽さがあるからこそ、ほど良く支え合えているなと思います。


個性的すぎるシングルオリジンが故に、
うまいことブレンドしなかったのでしょうかね。
バランスのよい関係を長いこと保つのも難易なことです。


無邪気になんでも共有しようとするのではなく、お互いに触れない方がいいことがあるのがよくわかるからこそ、さり気なく共存するこのスタイルはこれからの時代にますます増えていくのかな、とも思います。


結婚、というスタイルももちろん素敵ですし、図々しくも、機会があればまたトライすることもあるかも分かりませんが笑、今の時代に現在の婚姻システム自体がマッチしなくなって来ていることも事実だと思います。



家族って血のつながりだけではなくて、もっと大きなものでもいいな、と最近は心から思っていますよ。



私は子供が白血病になって骨髄移植の話が持ち上がった際に、家族の中では骨髄がフル一致する人間が誰1人としていないのに、骨髄バンクでリサーチをしたところ、日本に何十人も一致する人がいることを知ったときには不思議な感覚に陥りました。


他人とは、家族とは、
一体なんなのだろう、と。


こんなに彼を愛している家族でさえも一致する細胞を持っていないのに、彼を救う細胞を持っている他人が全く知らないところにたくさんいるなんて、と。

街ですれ違う知らない誰かが自分を救えるピースをもつ人なのかもしれない、
という目線になってから、
全ては遠いようで実はとても近いのかもしれない、と感じます。


夫婦でも必ず最後はどちらかが一人になると思いますし、ゆくゆくは自立した他人同士が支え合う未来が待っているのでしょう。


自分として生き切るなかで、
同じように自立している誰かと静かにつながり合えたり、しかるべきタイミングできちんと支え合える関係を築くことができれば幸せです。


最近のヘビープレイ!!
Awich、最高です、
ゆりあんレトリィバァも。

臆することなく、何かにとらわれることなく、
ますます突き抜けて行きますよ。


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