【空海月談話室vol.3】新潟発!穏やかな革命。小さくゆったりとまちを変えるには?
通常営業の奥の扉にある、少しディープな時間「空海月談話室」
月に1度、自分なりの興味関心を深めている方をお呼びして、じっくりとお話を伺っています。第3回目のゲストは新潟県上越市で「たてよこ書店」を営む、堀田滉樹さんです!
今回は堀田さんが本屋をはじめるに至るまでの背景と、そこにある「まち」への考え方、そして今後の展望について伺っていきたいと思います。
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たてよこ書店があるのは新潟県上越市。伝統的な雁木町屋と呼ばれる建物をDIYし、店内にはおよそ4000冊が並んでいます。さらに縦に長い建物構造を活かし、奥には子供が遊べるアスレチックまであります。
国分寺在住の堀田さんは大学3年生のときに、東京から上越へ通いながらたてよこ書店をオープンしました。雁木通りという伝統を残す一方で、それまで上越にはあまりなかった古本屋という新たな文化を持ち込むチャレンジをしています。
堀田さんは「小さく、ゆったりとまちが変わっていけばいい」といいます。衰退する地元を盛り上げたい気持ちはある。けれども、流行りに乗りたいわけでもないとのこと。その思想の背景にあるきっかけやたてよこ書店で起こっていること、大事にしていることについて伺っていきます。
そして実はこの3月が堀田さんにとっては大学卒業です。就職せず、たてよこ書店とともに歩んでいくことを決めた堀田さんが今後どんな展望を描いているのか。少しずつ新プロジェクトも動いているということなので、そこも合わせて伺っていきます。
「地域」や「まち」というキーワードになんか興味あるし、社会課題にも関心がある。けれども一方で違和感もある。そんなあなたに、きっとおすすめのイベントです。
たてよこ書店での実践を聴きながら、一緒に「まちをつくること」について考えていきませんか?ぜひご参加、お待ちしています。
概要
日時:3/19(火) 19:30〜21:00
参加費:2,000円(ドリンクと小さな新潟土産付き)
定員:15名
場所:喫茶ソラクラゲ(国分寺駅徒歩7分)
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ゲスト
堀田滉樹(ほったこうき)
2000年生まれ。新潟県上越市出身。
2019年、大学入学を機に上京。2022年12月に地元上越市で空き家を活用して「たてよこ書店」を開業し、東京と二拠点生活を送りながら店舗運営に取り組む。部屋数の多い空き家のため、現在は複合施設を目指して事業展開の準備中。好きな作家は絲山秋子さん。