映画【MARS】※6月記
※6月に記して下書きに入ったままだったので、あげておきます。DVD.BD発売ありがとうございます。
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主演は、窪田くんだった。
6月18日公開初日の舞台挨拶に行ってきました。
そのとき感じたのが、それだった。
原作の零の特徴はほとんどそぎ落とし、それによって、窪田くんが目立った。
これでいいのだろうか…。
わからない。
けれど、別物になったけれど、映画としてちゃんと成り立っていたし、W主演の藤ヶ谷くんは、きっと、はっきりと自分の課題に気付けたと思う。(上から言うように見えたらすみません)
昭和生まれだからこそ、かもしれないけれど!若い頃の恋愛を思い出しました。
きっと、同じ世代だったらそう思った人も多いはず。みんなの樫野くんですから。
零みたいな人と付き合っていた頃があるし、晴美みたいな友達もいた。
零みたいな目立ち方をする人で、美しく、でも平気で喧嘩するし、冷たい目をしていて、私だけに優しい。
晴美が翌朝スープを持ってきてくれてるけれど、私の友人は、ホットサンドウィッチだったな。
他にも数々自分と被る部分が多く、初めて見た時は、泣きました。
懐かしい、あの頃。
辛く、切なく、眩しい青春の映画。
でも、それに深い影を落とす窪田くんが、素晴らしい。
また、悪が救われる話が多い現代、悪いものは悪いとしてる姿勢にとても好感が持てました。ここもそれぞれ感じ方があると思いますが、あくまでも、私は。
被害者がさらに被害者になることが多い現代。
加害者が守られている現代。
加害者が精神病んでいるからって擁護される時代。
人を殺すなんて、病んでるに決まってるじゃない。
病んでたらいいの?
かわいそうなの?
加害者に、未来を?
被害者の未来はないのに?
…と、これも感じ方があると思いますので、あくまでも、あくまでも私の感じ方ですが。
という意味からも、とても好感が持てる映画です。
悪いことは悪い。
はっきり言ってくれている。
そんな、現代のMARSでした。
だから、可愛い零でも、原作と違っていても受け入れられたのだと思う。
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と、当時の私は感じていたようです。
本日、Blu-ray発売日。
何度も観に行った(最高で1日3回)映画ですが、じっくりと見ようと思います。
まずは特典からかな。
そういえば、初めてWSで自担と共に映り込みました。(コッソリ)
そういう意味でも記念の作品になりました。