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【#6】波々の木と青・赤のレジンで、ピアスを作る-その1-
こんにちは。
木奏和(きそわ)です。
私は基本的に木をメインにしてアクセサリーを作ります。
切ったり曲げたり削ったり磨いたりとかするんで、一個つくるのに時間が掛かり気味。
今回のも作ってて、これじゃあ全然投稿できねー!ってなったんで、途中途中で投稿していくことにしました。
作ろうとしてるのは、以前作ったこんな感じのを少しシンプルな形にして、レジンを青と赤の2色にしたピアス。
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ということで、作っていきます。
材料
材料はこれだけ。
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LEDレジン液(ハード)と、厚さ2mm、横幅20mmのヒノキの板です。
あと、こちら。
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レジン着色液、宝石の雫のブルーとピンク。
木の形を作る
まずはカット
木を波っぽい感じで切って、重ねます。
まずは赤ボールペンで下書き。
カッターで何回か線をなぞるようにして切っていきます。
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木の厚さが2mmなので、6~7回ぐらい線をなぞれば切れます。
赤インクがはっきり残ってますが、あとでヤスリで削って磨いていくので大丈夫。
ざっと削って整える
インクを消すのと、表面の凹凸やざらつきをとっていきます。
使うのはサンドペーパー#120~180と、スポンジヤスリ#240~320。
整えたのがこんな感じ。
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で、こんな感じに。
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重ねて波を二層にする
山と谷が重ならないように、ずらして重ねて貼り付けます。
使うボンドは安心のゴリラ。
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これ硬化したら、ボンド自体が削れるぐらいにすごく固くなるんで、重宝してます。
私の作品は0.5mmの厚さの木を2~4枚重ねたりしてるんで、強度を出せる&整形加工しやすいのはすごく助かる。
ボンドをちょんちょんとつけてつまようじで伸ばして・・・
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ペタッと張り付けて強く抑えて固定して1時間ぐらい放置。
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で、切る。
100均の木工用のこぎり。
のこぎりにはお金を掛けれてないんで、もっとしっかりしたやつを探さんといけんですね。
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レジン!
木の下ごしらえが済んだんで、レジン作業。
作業の準備
カットしたものを、レジン流す用に固定します。
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マスキングテープの粘着面に木を貼り付けて、そのマステをまたマステでずれないように固定。
画像には写ってないんですけど、上下の端は両面テープで壁をつくってます。
使うレジンは青と赤の二色。
なので、どこまでが何色か?の目印をマステでつけます。
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このとき、重大なミスに気付いていなかった。
あとでけっこう大変な修正作業をすることに・・・
レジンを流しいれる
ミスはさておき、レジンを流していきます。
今回は3回に分けてレジン液を流していきます。
このときはウキウキでやってたんですよ、それはもうほんとに。
木を加工して作るのが久しぶりなんで、楽しくてねー。
あとでがっくりですよ。
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ちなみにレジンが入ってる黒い箱は、光をカットするためのお手製の箱。
LEDライトを使う度に光が当たらないようにレジン液をしまうのが面倒なんで、蓋つきの箱を使ってます。
LED照射1回目。
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こんな感じに。
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3回照射後。
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ミス!!
ここで重大なミスが私の心を折ろうとしてきます。
おっきい気泡が見えますか?
真ん中から上、青と赤の境目ぐらいまで。
気泡っていうか空洞ですね、これ。
裏返してみるとさらに空洞。っていうかレジン液が流れ込んでなかった。
硬化してないところもある。
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室温が低かったんで、レジンの粘度が高くてちゃんと隙間に流れていかなかったんですね。
あと、木を重ならないように二層にしてるんで、LEDが当たらないところがあった。
そういえば以前も同じミスをした記憶が。
気泡の問題。
これは、LED照射で熱くなったレジンで木があったまって、木の中の空気が出てくることが原因じゃないか?って思います。
以前ミスしたあとにいろいろ試して、レジンを流し込む前に木の表面にボンドを薄く塗ったり、レジンを薄く塗ったりすると、けっこう上手くいって空気が出てこなかったような気がします。
木は自然のもの。
木の表面はザラザラしてて、これがレジン液が流れていくのを妨げます。
あと、木は呼吸するし、細かい空洞がたくさんある。
だから、空気が出てくるのも当たり前。
おしまい。
ミスを直す作業を考えてちょっとうんざりしたんで、ふて寝します。
ということで次回へ続きます。