
基礎的な事しか書いていないラシューシャ改変5(雰囲気で乗り切るためには)
どうも、さっきぶりですね。
前回は肌の誤魔化しとメイクについて雰囲気で説明しましたね。
皆様はそれぞれのアバターに合う理想的なメイクと巡り合えたでしょうか?純粋な美を表すラシューシャに合うメイクは多く、きっと巡り合えたことでしょう。

さて今回は筆者が一番重要視している〈瞳〉について説明していきたいと思います。
VRCは現実と違い人との距離が近く、それでいて近づかれることの違和感を抱きにくい関係と相手の顔をしっかりと見る機会が多々あります。
その際に人がまず第一に見る事になるのは目です。
特に目の中にある瞳は重要であり、顔の印象の約6割は瞳や目の形で決まります。
瞳が持つ人の視線を誘導する力は強く、引き込まれるような瞳があればそれだけで改変に魅力が上乗せされます。
今回はあまり解説を行っていませんので流し見感覚で見てくださると幸いです。
改変の手順などは書いておりません、完全に思想が出てしまってる蛇足の塊となっております。
と言う事で下記に記述する所から本題です。
↓
第五『瞳によって変わる印象』
早速ですが筆者がいつも使っている瞳を宣伝感覚ですが貼らせていただきます。









どれもこれも自分のお気に入りです。
瞳を適用させるときに大事にしている事は”色”の持つ意味と強さです。
例えば。
ただ青ければ良いというわけではなく、透き通った感じにするのか大らかな感じにするのかでも違いますし。
ただ赤ければ良いというわけでなく、力強さを持たせる感じなのか活発さを持たせる感じなのかでも違います。
そして服やそのアバターのコンセプトと合わせた際にどのようにして瞳が魅力的に機能するのか、考慮や配慮に加え己自身との対話によって決めなければなりません。
次に服、胸や首、手、腹、尻、足、肌に目が行きがちですが。
至近距離にまで顔を近づけた際に一番見るのは唇か目しかございません。
その時に服とか胸や尻は魅力を助けてくれませんし、肌も決定づけてくれるような視線誘導力が少し足りません。
それぞれの良さがありますがそれぞれの持ち場があるのが人間の肉体の醍醐味です。
確かに。服を魅力的に見せたり、肌を露出させ艶やかにし、魅力的なバストやヒップで惹き寄せるのにも相応の力量が必要です。
ですが体が魅力的で服が素晴らしく良くても顔に魅力がなければ惜しい。
何度も言っている通り、ラシューシャは純粋な美が最も反映されるアバター。
物凄く雑に言うと”面の良い”アバターなので[個人的思想]に基づき結局は顔が一番重要と思っています。
アバターが生きていること、そのアバターが辿って来た物語を示すのが瞳の良さであり持ち場です。
………しょうもなく思われてしまう話題で少し話が長くなりましたね。
では改変の画面に移ります。

前回に引き続き、このラシューシャを使って雰囲気で説明していきます。
ではまず率直に言います、まだこの段階では死んでいるのも同然です。
確かに、デフォルトの瞳は質が良いです。
ですが、この瞳孔も消してしまっている状況ではその質の良さが消えてしまって本来放てるはずの魅力が死んでしまっています。
砂場で遊びたいのに砂が無い、こんな感じで意味を持たせれていません。
美味しんぼ的に言えば「これは出来損ないの目だ、到底見れないよ」ですかね。
なのでboothで調べたりして良い感じのラシューシャのアイテクスチャを買って使いましょう。
今回使うのは筆者が愛用しているLimu&Yeaf様の【Custom Eye Texture 'Lasyusha 001'】です。
早速ダウンロードしたファイルをunityプロジェクトにimport。

何故これを愛用しているかはmaterialでポンと入れれるからです。
あと単純に下地としてのポテンシャルが無限大過ぎる。
入れていきましょう。

はい、入れ終えましたが、前回のメイクが剥がれているので修正します。

ここに関しては前回と同じ方法でやるだけなので割愛します。
分からなくなったら前回の記事と同じ要領で[メインカラー3rd]を使いましょう。
ではここで筆者が使うテクスチャを使います。

元となるテクスチャに好きな形と瞳孔に加え、フリー素材となっている瞳を引っ張ってテクスチャにGIMPなどを使って良い感じに貼りつけただけなので説明は割愛します。
次に前回行った色を変える方法を使い、このラシューシャの瞳の色を弄ります。
このアイテクスチャだとこれが感覚で出来て良い。
追加で顔が服の勢いに付いていけてないのでアクセントを付けましょう

それはタトゥーです、個人的にはタトゥーは禁断の領域なのであまり使わない様にしてます。
バチバチにタトゥーを入れるのもまた確かにカッコよさで言えば最高峰ですが………。
個人的思想で言えば顔にタトゥーをバチバチに入れたらラシューシャの”純粋な美を反映する良さ”が壊滅するので、使うとしてもこうやってアクセント程度で押さえます。
適度な厨二心というやつです。

では次に、マスクに瞳テクスチャを入れます。

消したはずのデフォルト目が浮き出てますね。だけど想定内です。
実はマスク機能を使う場合は元のテクスチャを反映するので。
アイテクスチャでデフォルトじゃなくしてもテキストの方に瞳が残ってたら、マスク機能を使った時に反映されて浮き出てくるんですね。
逆に言えば、テクスチャにある瞳部分を消して追加で透過処理したあとに使っているアイテクスチャをGIMPなどで重ねて適用させれば。
このように。

不和が起きず、デフォルトの目を完全に消し去って浮き出す事を予防できます。
んー、しかし横の白めの部分が今回は邪魔ですね。
黒にすれば良い感じにカバー出来そうなので、次はこのアイテクスチャに梱包された黒目バージョンの黒い所だけをGIMPファイルなどで重ねて貼りつけてみます。

このラシューシャの場合は白目があれば髪の余韻に負けてしまうので黒目を採用し、瞳だけを純粋に見てもらえるように誘導するためにコレを行いましたが。
基本的には白目は残しておいた方が写りは良いです。
でもなんだか違和感がありますね。
瞳の位置が若干ですが上向きに感じるので微調整をBlendShapesで弄ります。

第一を読んでいる読者はどこを移動させれば良いか分かりますよね?
そうです [Pupill_all_pos_down]ですね。

ですがこれでも瞳の位置が微妙に感じますね。
ここから少し下に持っていきたいので今度は[Pupill2_pos_down]を弄ります。
弄り終えたら今回は既にFaceEmoで調整し終えたデータなので、また弄ったBlendShapeをFaceEmo側にも差し込んで同一の値にする作業をして完了。

こんな感じに出来ましたね。
こうやって目の形に合わせて瞳を調整したらなんか良い感じになります。
あとは筆者がよく使っているリアル影を入れてみましょう。

といわけで今回はここまでです。
MMDワールドか他の場所で動作確認をして問題無いなら終了です。

ここまで蛇足極まる記事を読んでいただきありがとうございました。
記事に関してはコレが最後になると思いますが、何かネタが出たら書いてみたいと思います。
改変は難しいですがやっていると夢中になってしまいますね。
ではまた次回に会いましょう。