『俺の家の話』の話 第六十三試合
いよいよ本日で最終回となってしまいます。
練習開始から約半年、あっという間でしたね。
こんなに金曜日が待ち遠しくなるとは!
でも今週だけは来て欲しくなかったなぁとも少し。
まだまだ観たいじゃないですか、俺の家の話。
本日のYahoo!さんのインタビューでもお話しさせて頂きましたが、
「長瀬さんに恥をかかせたくない」
というのは常に思っていました。
敢えてスタント無しで挑んだ長瀬さんの努力と心意気を無駄にしたくなかったのです。
『どうせ本当はスタントなんでしょ』とも『レスラーじゃないからこんなもんだろうな』とも言われたくありませんでした。
結果『あれ本当に本人なの?』と関係者にまで言われる程のクオリティに完成させた長瀬さんにただただ尊敬と感謝です。
そしてもう一つ、
「プロレスファンの皆様に悲しい思いをさせたくない」
というのがありました。
その為に一切の妥協はしたくありませんでした。
正直制作サイドとプロレスサイドでかなり激しく意見を交わしあった事もあります。
勝村さんとも何度も話し合いました。
しかし最終的にはお互いが尊重し合って良い結果になったと信じています。
何も知らない我々と真摯に向き合って意見をぶつけて下さった制作サイドの皆様にも感謝です。
そしていつも現場で全力でドラマに向き合い、一つの物を作り上げる事の大変さや素晴らしさを教えて下さったり、我々プロレスチームといつも優しく接して下さった出演者、スタッフの皆様にはいくら感謝しても足りないくらいです。
プロレスチームの長瀬さん、井之脇さん、三宅さんが本当に優しくて色々教えて下さって何度助けられた事か。
エキストラに協力して下さった選手の皆様にも感謝です。
普段から口うるさくて面倒な私の願いをみんな聞いてくれて嫌な顔一つせずに協力してくれました。
勝村さん、翔太さん、長瀬さん、井之脇さんと初めて練習した日。
金子監督、カメラマンの伊澤さんと深夜まで撮影シュミレーションをして覚悟が決まったあの日。
磯山さんも信じられないくらい優しく、色々な話を聞かせてくれました。
優しい顔して時に鬼の様な要求をしてきたり(笑)、何から何までお世話して下さった坂上さん、木下さん。
暖房のスイッチを消すのにも全力で走り回る姿に仕事への覚悟を見せて下さり、いつも優しい笑顔で話してくれた女性スタッフの皆様。
挙げていったらキリがありませんが本当に全ての皆様に感謝です。
そして何より通常業務に影響が全く無いわけでもない上に試合を休んででもこのドラマへの参加を許可して下さった高木さん、会社の皆様、本当にありがとうございました。
最後までドラマを観て下さった皆様もありがとうございます!
私もこの後、ティッシュの箱を抱えながらテレビに噛り付こうと思います。
そんな俺の家の話の話。