基礎問題精講数学2B 117. Σ記号を用いた和の計算(Ⅰ)
数列の一般項を求める
☆☆☆一般項とは第n項にあたる数を表します.
この数列の第1項にあたるのは1
第2項にあたるのは1+2
第3項にあたるのは1+2+3
規則性から
第n項にあたるのは1+2+3+・・・+n
第n項にあたるのは 1+2+3+・・・+n であるから和を求めることで第n項の数が分かる.
⇒初項1、公差1、項数nの等差数列の和を求めていく.
よってこの数列の一般項(第n項の数)は n/2(n+1). (答え)
次に第n項までの和を求めていく.
第n項までの和を求めるときには 第k項(一般項)を求めて、Σ(第k項)として計算します。
先ほど第k項(一般項)をもとめたので利用していく。
※nとkを置き換えて計算する
n/6(n+1)(n+2) . (答え)
解法2 階差数列の考え方より解いていく
1、3、6、10、・・・ これから一般項と和を求める数列
2、 3、 4、 ・・・ 各項の差をとった数列
各項の差をとった数列の一般項は
初項2、公差1、項数nの等差数列であるから
一般項=初項+(nー1)公差=2+(nー1)1
=2+nー1=n+1
階差数列の公式から求めたかった一般項が求められて (n≧2として)
一般項=初項+Σ(各項の差をとった数列の一般項)より
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