謡稽古初め「嵐山」

木曽観世九皐会の本年稽古初めがあり、参加することができた。
今年最初の曲は嵐山。あらすじを知ると、新春に相応しい曲だとわかる。

時の帝に仕える臣下が、大和国吉野から、都の西方の嵐山に移植した桜の様子を見てくるようにという勅命を受けます。勅使として嵐山に着いた臣下は、美しく咲き誇る桜を目の当たりにします。
勅使は、そこで花守の老人夫婦に出会います。

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シテ(老人夫婦)は後に神々として再び現れるため、神々しさを感じさせる重厚さが必要と指導された。(少し低く唄い出す必要があるようだ)
桜はやはり日本人にとって親しみ深く、神々が宿る特別な花だと思った。

今年もなんとか稽古し、自分の技術を高めていきたい。

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