どんなことにも二面性がある。〜悪いだけ良いだけの事なんて無い
どうも、下駄を履いて今日もふらふら、緑あるところに今日もふらふら、生粋の黄昏男ことkiskONEです😊
皆さん、最近良い事ありましたか?それとも悪いことがありましたか?
生きているのであれば人間誰しも良いも悪いも共に感じて生きていると思います。
時に人は悪いことがあると「もうダメだ」と投げやりになり、気を落としてしまうでしょう。
しかし、それは本当に悪いことだけなのでしょうか?
その裏に隠された良い面を見落としてしまってはいないでしょうか?
例えばこんな話があります。
あるラバイが旅をしていた。 ラバイは犬と羊を連れ、聖書を読むためのランプを持っていた。
1日歩き続け、陽もとっぷり暮れてたので、ラバイはその夜泊まる場所を探した。
程なく粗末な納屋を見つけてそこで寝ることにした。
しかし、まだ寝るには早いのでランプを灯して聖書を読むことにした。
すると、まだ残っていると思っていたランプのオイルが切れて灯りがふっと消えてしまった。
ラバイは仕方なく早めに寝ることにした。
その夜は本当に悪いことが重なった。
連れていた犬が毒虫に咬まれて死んでしまい、オオカミがやってきて羊も殺して食べてしまった。
朝になってラバイは空腹のまま出発した。
乳をくれていたたよりの羊ももういない。
少し歩いてある村の近くに来るとラバイは異様な気配に気づいた。人影が全くない。
よく見ると、あちこちで村人が惨殺されていた。
前の晩に盗賊がやってきて村を襲い村人たちを皆殺しにして、金品を奪っていったことを知った。
彼は恐ろしさに打ち震えながら思った。
もしランプが消えていなければ彼も盗賊に見つかっていたはずだ。
犬が生きていたら、キャンキャン吠えて、やはり見つかっていただろう。羊も騒いで音を立てたに違いない。
全てを失っていたからこそ、自分は助かったのだと。そこでラバイは深く悟った。
「どんなに災難が降りかかろうと、人は希望を見失ってはいけない。最悪なことが最良のことだと信じなければいけない」
この話を聞いて皆さんはどう思いましたか?
最悪の事態のお陰でその後に起こり得る大きな災いを避けれた。
そんなお話でしたが、皆さんの心にも思い当たる節があるのでは?
なんで自分だけこんな災難に会うんだ。こんな辛い事ないよ!など嘆いてはいないだろうか。
もしかしたらその最悪の事態とは最良の出来事の裏側なのかもしれない。
そう考えて生きてみると少し心が楽になるかもしれませんね。
それでは!
愛のある一日を😊
ありがとうございました。