推しが引退してメンタルが死んだ話

どうもきしめんです
えー…タイトル通りですが先日推しである『鈴原るる』というVTuberが引退しました。
死にそうです。
というか死んでます。
そりゃそうですよ…1年前からずっと配信見て

『漢字読めなくて誤魔化す鈴原可愛い!』
『分からないのを誤魔化す鈴原可愛い!』
『珍しく煽る姿も可愛い!』
『もう全部可愛い!』

配信見ながら完全に可愛いbotになってましたから。
限界オタクになってます。
更にはここ1年は深夜に鈴原の配信を見て『まだやってるな…』と思いながら眠るのがルーティンですから…どうしましょ。
完全に心が殺られました。
明日から何を聞いて眠ればいいんですか?!
Twitterやコメントでは『引退も1つの決断だから背中を押す』とか言いましたが嘘です。

ホントは引退なんかして欲しくないし
ずっと配信活動続けて欲しいんです

最初は『推しにとっての決断に背中を押すのが本当のファンよ』と思ってたんです。
流石に引退という決断を下したならそれ相応の事情もある。
それを無理やり止めるのはファンとして失格だ。
なら最後は笑って見送って上げるのがオタクとしての覚悟。
そう思いながら絶望してるファン達の後ろで腕組んでヤムチャみたいなドヤ顔を決めてたんです。
『おいおい、配信前からその調子じゃお前ら死ぬぜ?』
みたいな臭い事を呟きながら引退配信となる天下一武道会へと向かったのですが…

配信が始まった途端に謎の動悸と咳が止まらずに死にました

やっぱ体は正直ですね。
心臓が明らかにヤバい鼓動で活動を続け。
冷や汗が止まらずに体が震え。
目の前の推しを見ると涙を流しながら咳と嗚咽を繰り返しました
はい、何も推しが喋ってないのに本当に限界を迎えてヤムチャしました。

『ヤ、ヤムチャ!』
『おい!早く仙豆を…ダメだ!全部吐きやがった!』

気分を落ち着かせる為に飲んだジャスミン茶を机の上にぶちまけました。
体が受け付けないとか人生で初めての経験です。
体は一瞬で限界を迎えました。
メンタルがよわよわのオタクにとって推しの引退はそれだけ巨大で受け入れ難い状況なのです
震える手で僕は何とか蓋を閉めると息を全て吐きました。
ここは一旦息をリセットせねば冗談抜きで死ぬ。

『おい!引退配信からコイツを追い出せ!じゃないと死ぬぞ!』

正直引退を今見る必要は無いのです。
後でアーカイブを見る選択もありました。
もっといえば引退配信だけ見ないのもアリなのです。
ですが

『…めろ…』
『ヤムチャ…?』
『オレは最後まで見届けるぞ…』
『止めろ!引退配信はアーカイブで見るか…最悪見ずに…』

僕は覚悟を決めました

『推しが覚悟を決めて引退を決断したんだ!そして今2年間の活動に終止符を打とうとしてる!』
『お前…』
『ならどんな状況になろうとそれを見守るのがファンだ!』

ここで死んでもいい。
僕は最後の推しの配信を…血反吐をぶちまけながら勇姿を見届けました。

全てが終わり僕は天井を見つめ。

『終わった…』
『ヤムチャ?』
『はは、心配かけたな!だが推しの笑顔を見たら元気が溢れ出るぜ!』

吹っ切れました。
単純ながら推しの配信見たら元気が出たのです。
辛い配信でしたがやっぱり推しの配信は配信。
メンタルがぶっ壊れた心を癒してくれました。

『さーて、この後にツイキャスをする予定だからな。ちょいともうひと仕事してくるぜ』
『お前らしいな…陰ながらお前の配信見てるぜ』

そして僕は椅子から立ち上がりツイキャスをしに外に向かおうとしました。
ですが忘れてました。

『…あ』
『…!ヤムチャ!』

体はとうに限界を迎えていた事を。

『ヤ、ヤムチャが倒れたぞ!』
『早くデンデ呼んでこい!』

足に全く力が入らずに床にぶっ倒れました。
やっぱメンタルよわよわのオタクにとって初の推し引退は辛いものですね。

ここから推しが引退して辛い人に伝えたい事があります。

正直推しが引退して辛い時は何しても無理です。
無理に受け入れてもそれは逆効果です
それだけ推しを失った事実は辛いんですから…
ですがそれは誇っていい事だと僕は考えています。

その辛さはそれだけ推しを愛していたという事なのですから

臭いセリフですが実際そうですよ。
1人の人間をそれだけ愛せるという事は素晴らしい事です。
真剣にその人の事を一途に思い続けた貴方は立派です。
ですが今は推しが居なくなって辛いでしょう。
ならどうするか?

僕は意図的に日々を忙しくするのを薦めます

普通に過ごしてたら推しの事を思い出して吐きたくなります。
誰かの言葉で受け入れる事も本当に愛してたなら無理な話ですよ。
ならどうするか?
それは時間をかけて心の傷を癒すのです。
時間が経てば少しずつ受け入れて行くことは出来るはずです。
なら極力用事を詰め込んでください。

溜まってた課題をやり込む
出かける用事を無理やり作る
何か資格の勉強をする

何でもいいんですよ。
推しの事を忘れる位に熱中して少しでも気を紛らわしてください。
ぶっちゃけそれしか無いです。
心の致命傷を癒すには暇を極力減らして日々を生きていくしかないです。

それくらいですね。
後これは僕の考えなのですが


推しが居るなら居る状態で愛し、推しが居なくなったなら居ない状態で愛す


推しが居なくなっても推し活は終わらないです。
引退から時がたてば、いずれ推しの事を知らない人は現れるでしょう。
そんな時にこんな素晴らしい推しが居た事を伝えていきましょ。
それがオタクが推しに出来る最後の推し活です。

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