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例えばの話

明日世界が終わると言われたら、今の私は後悔しかないなと思う

月並みの言葉だけど、誰にも明日は約束されてないわけで、なのに明日が来るのが当たり前で

もはや来ないで欲しいなんていう贅沢を言う夜もある

明日で地球終わりっす!お疲れっしたー!と仮に言われた時私は何に後悔するんだろうか

真っ先に浮かぶのは、自分を大事にしてこなかったなぁということかなぁ

大切な我が子には絶対履かせないような伸び伸びのパンツ履いて、ちょこっと穴の空いたインナーと毛玉でビックリ仰天なニット、色褪せたズボン。

別に買えないわけじゃない。でも、まぁこれでいいかまだ使えるしというもの達に囲まれている自分。

若いときだったらありえなかった雑な化粧。なんかよくわからないけど傷んだ髪。

よくみるとできた皺やシミと向き合うのが怖くて、産後のせいとたるんだ身体や老いていく自分がやっぱり寂しくて

大好きな自分を守るために、いつしか自分と向き合わなくなった。

本気出せばまだ取り返せる、ちゃんとすればまた体型も戻る。若かった頃の輝きを取り戻せるはず

そんなこんなで流れた月日

あーもっと大事にすれば良かった。愛せば良かった。そうすれば何か変わったはずだ。

と最後の最後にも自分と向き合わずに終わるのは絶対嫌だ。

あらやだ!世界さん終わり?いやーお疲れ様でした!ありがとう!

と、私は言いたい!

つまり、私は先ほどYOASOBIのアンコールを聴いたということです。




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