近現代日本文学をジェンダー研究から語る(2023.1.30)イベントレポート
こんにちは、学問バーKisi 店長の豆腐です。
今回は、先月30日に行われたイベント「近現代日本文学をジェンダー研究から語る」のレポートをお送りします。
日替わりバーテンダーは、文学専攻の大学院生(修士2年)のハルカさんです。
文学作品の読み方というのは実にさまざまで、どのような視座に立って眺めるかによって浮かび上がって見えるものも大きく変わってきます。
単純に物語作品として楽しむ読み方もあれば、作者の人となりがどのように映し出されているかを見て取ろうとする読み方や、同時代的なものの見方や浮き彫りにしようとする読み方もあり……といった具合に、読み方そのものにも多くのバリエーションがあります。
今回日替わりバーテンダーを務めてくださったハルカさんは、その中でも、文学作品や映画作品において、女性がどのように表象されているのかを研究されてきたとのこと。
ジェンダーやセクシュアリティといった視点を持ち込んで眺めることで、作品の見え方が大きく広がったことに驚き感動したことから、大学院に進学して研究を続けてこられたそうです。
イベント当日は、ハルカさんと近い関心を持つ文学専攻の方々のほか、歴史学や社会学、物理学を専攻されている方々など、さまざまなお客さんが足を運んでくださり、和やかな雰囲気ながら大いに会話が弾みました。
お互いの関心や知識を交換し合っては、楽しそうに目をきらめかせる皆さんを見ていて、店長としても喜ばしい気持ちでいっぱいでした。
ハルカさん、あらためて今回はありがとうございました!
以下の有料部分では、具体的な議論の内容や、日替わりバーテンダーのハルカさんご自身の赤裸々な感想を掲載しております。
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