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「フリーランス研究者」というあり方について語る(2023.1.17)イベントレポート

こんにちは、学問バーKisi 店長の豆腐です。

今回は、1月17日に開催されたイベント「『フリーランス研究者』というあり方について語る with 独立研究者(東大新領域創成科学研究科修士卒)」のレポートをお送りします。
日替わりバーテンダーを務めてくださったのは、機械学習を専門として「研究の自動化」などに取り組んでおられる独立研究者の高木志郎さんです。

twitter:https://twitter.com/takagi_shiro

note:https://note.com/shiro_takagi
podcast:https://twitter.com/meta_scientia

academist:https://academist-cf.com/fanclubs/261?lang=ja

おそらく多くの方が「独立研究者」という言葉を聞いてまず思い浮かべるのは「独立研究者って何??」「研究活動って普通、大学みたいな研究機関に所属して取り組むものじゃないの??」といった疑問ではないかと思います。
正直な話をすれば私自身、高木さんから日替わりバーテンダー応募のご連絡をいただいたときにまず浮かんだのは「なんか怪しい人からDM来たな……??」と訝る気持ちでした……笑

しかしよくよくお話を伺ってみると、今や少なくともある種の領域においては、必ずしも定まった組織に所属せずとも研究活動を行っていくことは十分可能であることや、むしろそのほうがメリットの大きいケースもあることがよくわかりました。
とりわけ高木さんが取り組んでおられる機械学習のような、いわば「パソコンさえあれば研究が進む」分野では、今後ますますフリーランス的な形態で研究に取り組む方々は増えていくかもしれません。

「なぜ独立研究者の道を選んだのか?」を話す高木さん

平日にもかかわらず多くのお客さんに来ていただき、近年の学術的な諸活動のあり方をめぐる動向や、現代においていかに持続可能なかたちで研究活動を続けていくかをめぐって、非常に熱く充実したディスカッションが交わされました。
当店での会話の中で得られた着想を起点に、また新たな取り組みなどが始まっていったとしたら、店長としてこれほど嬉しいことはないと思います。
高木さん、今回はありがとうございました!

以下の有料部分では、具体的な議論の内容や、日替わりバーテンダーの高木さんご自身の赤裸々な感想を掲載しております。
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